
2008-10-18 Sat 18:32
![]() いやー、マリみてってホンっトいいものですよね^^ いよいよマリみての一つの大きな時代(祐巳と祥子様の高校生活)が終わりを迎えようとしています。 卒業式前日のたった1日を様々な視点で追った「卒業前小景」。 久々に感想ですヽ(´ー`)ノ ※(10/19 AM7:30 追記完了)
とにかく「祥子様に会いたい」と読み手側にも思わせる構成が見事すぎたお話でした( ´Д⊂
基本的に卒業式を前日に控えた様々な生徒の1日を追っているのですが、これがまた見事にリンクしてて、読み進めていくたびにすれ違う祥子様と祐巳にドキドキ。そしてそこかしこに出てくる昔のエピソードや伏線がこれまた感慨深いものを強めて、最後に薔薇の館にたどり着いて祥子様と出会ったところは涙でそうになっちゃいましたよ(´;ω;`) (しかも1巻で薔薇の館で出会ったシーンの再現とか上手すぎる!) 原作のマリみてはこういった同じ時間軸で別の人物、場所で何が起きていたかと細かく描写してくれるので関連付けで覚えておきやすいんですよね。そして一つのお話に深みが出てくるというか。アニメはここらへんがちょっと端折られるから??になる部分が多いのが残念。 表紙に描かれている黒いリボンをみて、最初にあのバレンタインでもらったリボンと判ったヒトってどれくらいいるんだろう? 読んで行くうちに思い出したけど、マリみてってこういう印象に残るシーンもそうだけど、何気ない風景まできっちり伏線というか(今回で言えば桂さんのエピソードとか)、別のお話で使ってくるから非常に読者に「思い出」という形で深く残してくれると思うんですよねー。 メインは祐巳と祥子様でしたが、もちろん周りのキャラクターたちのエピソードもよかったですよ。 まさかの桂さんメイン話がここでくるとは思いませんでしたw 去年の卒業式前のなんとないワンシーンをここまで広げて一つのお話に仕上げる今野先生に脱帽。 そして今回のテーマの一つでもある「妹は支え、姉は包みこんで守る。」がここでも見れて泣けたなぁ(´;ω;`)ウッ 美奈子様の俗っぽいキャラクターともお別れとなると感慨深いものがありますね。感情豊かで涙もろいところとか好きでした。憧れだった祥子様と令様との友達としてのおしゃべりシーンは美奈子様ならずとも読者にもずっといい「思い出」として残りそうな良いシーンでした^^ 蔦子さんに先輩がいたのもびっくりしたなw いじらしくもかわいい後輩の驚いた姿を「思い出」として残すためにとった先輩たちの悪知恵(?)も卒業前だからこそ微笑ましいわけで、蔦子さんの慌てる姿が目に浮かびよかったなぁ。いつも冷静で客観的な蔦子さんが慌てふためく様はぜひ映像で見てみたい! まったく覚えがない(てか初登場よね?)新キャラ「美礼(みのり)先輩」「藻音(あやね)」もでてきたり。去年の卒業式の祐巳のエピソード(一人で卒業式の看板を取りに来たってやつ)とか使ってくるから「いとしき歳月」を読みたくなってくるよーw 途中で先輩が何を描いているか読めたけど、これもいい「思い出」だよなぁ。 もうね、乃梨子ちゃんと瞳子ちゃんは結婚すればいいと思うよ!ヽ(゚∀゚)ノ 乃梨子は瞳子が大好きで仕方ないって感じがひしひしと伝わってくるよ、もうw白と赤は来年は安泰かな?いや、分かり合っているからこそ衝突もありそうでハラハラな気分を味わわせてくれるに違いない!そしてそれを繰り返してまた絆が強くなって、、、あー!早くブゥトゥンな乃梨子と瞳子をもっと見たいよ! そして妹たちを見守る志摩子さん。もはや薔薇様というよりリリアンの母という風格さえも漂わせ始めてきましたよw 乃梨子とのスキンシップ、もっとお願いしますよ(;´Д`)ハァハァ いや、白薔薇はたまにするからこそ威力も増すってもんだ。「身体のスキンシップも、たまにはね^^」っていう乃梨子のセリフだけでもう納豆ご飯2杯は余裕でした! そして相変わらずお笑い(?)担当な由乃w 聖様との組み合わせは意外だったなw でもいつでも青信号なイケイケ由乃が見れてそれで満足です^^ 由乃が令様にやり残したこと、、、って剣道くらいしか思い浮かばないな、、。菜々に立ち会ってもらって令様と死合するとか?(えー 聖様が次巻、何をしかけてくるのか楽しみ~。前三薔薇も集合は固いかな? 祐巳すけは、もうめったなことじゃあたふたしなくなりましたねー。強くなった。 祥子様や瞳子との絆が強まれば強まるほど、人としての強さも手に入れていって、そういった経験が薔薇様としての風格(でも決して近寄りがたいのではない)に変わり、どっしりしてるなぁと思った。 もう祐巳を慌てさせる人は聖様くらいしかいないんじゃないかな?w 祥子様も変わったよなー。一般生徒にサインをしてあげるエピソードは実に印象に残った。 祥子様「祐巳はあの頃に帰りたい?私はね、懐かしくは感じるけど帰りたくは無いわ。あれから1年半経った今のほうが、ずっといいの。それらの月日を経て今の祐巳を手に入れたのだから、もし今神様に1年半の時間を自由に使っていいと与えられたら、迷わず未来の為に使うでしょうね。」 あぁ、、その1年半、、自分達はどれだけやきもきしたことやら、、w 祐巳が祥子様のことをわからずにオロオロしていたころ、瞳子が来て祥子様との関係にヒビが入ったこと、妹問題で祥子様が祐巳をずっと見守っていたこと、、etc この言葉を聞いてちょっと思い出してグッっときました。そして祥子様の大粒の涙のシーン、、、(´;ω;`)ウッ ともかくも次で一つの物語が終わりそうでさびしいけど、祐巳たちと一緒に前を見据えて応援していきたいですね。 祥子様のようにこの巻で泣かずに、自分は涙は次にためこんでおきますw >>関連 ◇『マリア様がみてる 卒業前小景』私の涙腺爆発巻(記事元:karimikarimi様) 祥子様の最後の思い出をかみ締めながら校内を歩いて廻るシーンが直接描写されていないのに伝わってくる幸福感がよかったですよね。祥子様は幸せものだー。 ![]() ランキングに参加してます~。やっぱマリみての百合は格別だなっ!ってオモタ方はモルスァとクリックをお願いします^^ FC2 Blog Ranking ![]() にほんブログ村 アニメブログ
|
|
|
||
管理者だけに閲覧 | ||
|
|