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まごプログレッシブな日常や、DreamTheaterを中心に様々な音楽、X-BOX360、マリみて、アニメ、漫画、雑記などホヒンホヒンに書き殴りつつすやり~ぬ、、
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「季刊エス 2009年夏号」の百合特集がグレイトでした。
季刊エス 夏号01

『季刊エス 2009年夏号 ~百合の薫り~』を買ってきた\(^O^)/

これまであるのは知っていて、友人が持っているのをパラパラ読んだことはあったんですが、当時の自分にはちょっとディープに感じて、あんまりアンテナが反応しなかったんです。
しかし本屋さんでふと目に入った大きな雑誌、、、いや、マジでかいw

季刊エス 夏号02

これくらい。(比較対象:同日買った「ツモッ子どうぶつの森」)
もっと言うなら週刊誌をあと二回り大きくしたくらいのデカさw

そして何にアンテナが反応したかというと表紙にあるように「百合の薫り」、、そう百合特集だったからですっ!

そしてその収録されている百合漫画作家陣すごいのなんのっ!
「青い花」 志村貴子
「乙女ケーキ」 タカハシマコ
「ささめきこと」 いけだたかし
「まんがの作り方」 平尾アウリ


まさに今の百合シーンを代表する作家さんばかり!(個人的には「GIRL FRIEND」の森永みるく先生も欲しかった!)

こりゃ買わずにはいられん!とすでに意識を取り戻したときは清算すませていたんだぜ、、、。

てなわけでそんな百合特集の中身をチラッとご紹介。

まずは7月よりアニメ放送開始の今、最も綺麗な百合を咲かせようとしている『青い花』の志村貴子先生インタビュー。
季刊エス 夏号03

既刊分の1~4巻までをキャラクターに焦点を当てつつ振り返り、場面場面のセリフや演出を本人により解説。非常に読み応えあります!

また志村先生の漫画全般的に言える魅力のひとつでもある「普通のことが普通に流れていく」感覚の解説も面白かった。
物語の本筋でない部分のやり取りなどがコマのあちこちで交わされてて、とてもにぎやかな雰囲気が伝わったりしてほっこりできるシーンが多いんですよね~。そういった「普通」があるからこそ本筋のテーマも引き立っているような気がします。
考えてみたら要点だけでどんどん話が進んでいく漫画はつまらないかもしれないなw

季刊エス 夏号04

あと生(?)原稿を元にクローズアップされた演出の解説など。いろんな意味線やトーンに込められているんですね~。

>>関連
◇『青い花』 (志村貴子) 3巻レビュー
ていうか4巻のレビュー結局出来てないし、、、。アニメ放送前に「青い花」についての魅力みたいなのを語りたいなぁ、、。


続いては乙女心を繊細なタッチで表現する『乙女ケーキ』タカハシマコ先生
季刊エス 夏号05

収録作品の解説他、原稿完成までの流れなどがみっしり。

特に傑作「タイガーリリー」にまつわるタカハシ先生の旅行先でのエピソードは非常に興味深い。
年を重ね、たとえ憶えていなくても「ただ触れ合った事実」が永遠だというロマンチシズムは理想的な救いようの無いものっていう解説は納得。

>>関連
◇『乙女ケーキ』(タカハシマコ)レビュー

お次は学園ものコメディと百合のバランスが絶妙すぎるこれまたアニメ化決定している大注目作『ささめきこと』のいけだたかし先生!
季刊エス 夏号06 季刊エス 夏号07

主に作品を作るに当たっての方針や手法について語られています。
「ささめきこと」の一番の特徴を本人がピシャリと説明されてました。

「百合漫画」を百合漫画然として描くんじゃなくて、開口は広げた方が良い気がしてます。
だから入り口は楽しい学園漫画で、中はガッツリ(百合漫画)という(笑)


そう、これが「ささめきこと」の百合漫画入門としては最適な1冊になり得る最大の魅力なんですよなー。

あと表紙に関するいけだ先生の意図に関してもちょっと解説されててたぎりました( ゚∀゚)o彡゜

>>過去記事
◇『ささめきこと』(いけだたかし)の表紙における心の距離について考えてみる。

4巻までは村雨さんが主人公だったけど、5巻からは風間さんが主人公になり、それが表紙にも現れるとのこと!ただし口からでまかせの可能性もあり(本人談)w

またコマ割についての解説も。本人曰く

「話ありきで絵を考えるので、ちゃんとフレームで切った絵でないと頭に浮かんでこない。だからよくあるコマをバーンとぶち抜いて女の子がポーズをとって、、、という絵を描こうとしてもその後、どうコマを繋げていったらいいかわかんない。」

だとか。たしかにコマ割されたキャラクターの表情の変化とか秀逸でしたもんなー(3巻だったか、風間さんが自分の気持ちに気づいたシーンとか)

>>関連
◇ささめきこと いけだたかしのページめくりの意識の高さを表すコマ割りの解説(記事元:karimikarimi様)

最後は少女漫画家同士の異色の百合作品『まんがの作り方』の平尾アウリ先生
季刊エス 夏号08

先生の手書きによるQ&Aが可愛すぎる件(;´Д`)ハァハァ(そこか
いろんなところに女の子らしさや気遣い、日常のリアルさ不自然でないように織り込んでいる苦労がわかります。
季刊エス 夏号09

また先生のタッチの特徴でもある少女漫画然とした表情の作り方を原画を使って解説されてたりも。あの綺麗で繊細な表情をホワイトを駆使して作り上げているのがよくわかります(画像じゃわかりずらいけど)

とまぁ主に百合漫画家さんの特集はこんな感じでした。

今年の夏から始まるアニメ「青い花」を皮切りに百合の嵐が吹きすさぶことを予感させる「作品」の魅力を多いに知ることができる1冊でした!\(^O^)/

夏百合フェア

先日購入した吉富先生の「熱帯少女」といい、倉田先生の「リンケージ」といい、もうすでに自分の中では百合ストームフェア実施中なんですがねっ!(゚д゚)

こちらについても時間が取れ次第記事にするつもりです。
ホント、「熱帯少女」は久々に衝撃受けたわ、、、。百合のイメージを一変させてしまう力があるかもしれない、、。




季刊エス 夏号10

ちなみに他にも「百合」特集の一環として、サブカル方面からの考察やら、レズビアン・バイセクシャルからみた「百合」の世界など「エス」らしい記事があったり。

季刊エス 夏号11 季刊エス 夏号12

アニメ方面では「とらドラ!」のハイライトシーンの演出(主に作画)やキャラごとの名シーンについての解説これでもかと載ってます。

自分はアニメは結局見てないのですが話題になっていたので、いろんなサイト様のレビュー読みました。
作画監督本人による解説が載っているので、それらのシーンの本当の意味がよくわかります。

特に第16話「踏み出す一歩」の大河とすみれの大喧嘩シーン。

「ここだけは作画で見せなければいけない。」
「この人たちの真剣さをどこまで出せるか。」
「キャラ表にとらわれないでそのシーンに合っているんだと思ったら、思ったように描く」


たしかに作画で何かを訴える部分はありますよな。先日の「けいおん!」のライブシーンもあの作画だったからこそ伝わってきた何かがあったわけで。

他にもアニメでは「夏のあらし!」「ぱにぽにだっしゅ!」新房祭りが開催されているようです^^

季刊エス 夏号14

okama先生のキャラメイキングコーナーとか。この人の独特なPOP感と色彩感覚が垣間見えます。
お題「百合」から作られていく様々なキャラ、、、『クロスロード』でそのセンスはいかんなく発揮されてますな。

季刊エス 夏号13

夏 8月1日から公開予定の細田守監督の『サマーウォーズ』の特集も。

うーん、、『季刊エス』、、、グレイトっ!!
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