
2009-09-18 Fri 18:28
![]() 先日15日に発売となった北欧のネオクラシカルHMバンド・SONATA ARCTICAの通算6作目となる『Days Of Grays』を聴きましたが、、、 だめだ、、こいつら、、何も変わっちゃいねぇ、、、(゚д゚;) まず最初に受けた印象がこれでした。 いやはや、前作の『UNIA』の流れをそのまま引き継いで何も進化なし。 ただひたすらにダーク、キーボードのきらびやかなストリングスパートも、大仰なコーラスも何一つ無し。 イントロからしてピアノからポロン・・ポロン・・♪と彼らの持ち味でもある躍動感溢れる、ポジティブなメロディーで駆け抜ける疾走曲なんて皆無。 また下手に凝った曲展開を見せようとしてプログレらしさを出そうとしているのは分かるけど、正直まったくノレない。前のめりでずっこけそうになるようなリフとリズムがちらほら。 アレンジもスッカスカで以前に比べたら圧倒的に音圧が薄い。隙間だらけというか薄ら寒さすら覚えるほどに。以前のようなギターとキーボードの火花の散るようなソロバトルもほとんど無し。 トニー・カッコのVoも血管浮き上がらせるようなスクリームなぞあるはずもなく、ただ朗々と歌い、たまに気が狂ったかのような、イギリスのブラックメタルバンドCradle Of Filthのダニ・フィルスの断末魔めいた絶叫みたいなVoをやってみたりと意味不明。 別に曲が速くなくても、曲展開が複雑になろうとも、彼らならではの美メロさえあればSONATA ARCTICAは生きていけると思っていたのに、、、、 オワタ、、、、僕らの愛した哀戦士・SONATA ARCTICAは死んでしまった、、、その歌メロすら何もいいところがないんだからね、、。 ただ前作と同じくなぜかボーナストラック(日本盤のみ?)が一番SONATAらしいという(疾走曲、ソロバトルあり)、いわばアルバムはヨーロッパ向け、日本など眼中なしとも取れるような構成が気に入らない。 トニー・カッコは第二のティモ・トルキになってしまうのか、、、(精神的に病気になってそれがそのまま曲に反映されてしまったSTRATOVARIUSのアルバムは酷かった。) 彼が本当にこれをやりたいってのは仕方がないと思うけど、もう自分はついていけない。 これまで本当にありがとう、そしてさようなら。解散したらまた会おう!SONATA ARCTICA ! 採点は45点!(100点満点中) 前作はお通夜アルバム、今作は葬式アルバムと認定することにしました。 同じ北欧のメロデスバンド・Dark Tranquillityが4作目の『Projector』で疾走曲ほぼ無くしたときに同じような落胆を感じたけど、彼らはそのメランコリックな持ち味を残しつつ、スロー&ミドルテンポの曲の中で最大限にそれらを発揮していたし、その後の続けて出てくるアルバムへいい方向に影響を与えるようになったターニングポイントとなる作品だった。今では名盤の一つと思ってる。今は暴虐性も慟哭メロディも完全復活してるしね。 SONATAにそれを期待したのはダメだったか、、。 ほんと、これこそ、どうしてこうなった!、、、だよ、、、w (ギターの脱退が思いのほか痛かったのかな?) >>関連 ◇SONATA ARCTICA 『Unia~夢記~』 レビュー
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もしや先日車の中で流れてたやつですか?
ボーカルがトニーカッコっぽかったけど、曲がソナタらしくなかったんで違うと思ってましたが、、、 サイレンスやウィンターハーツギルドとかは今でもたまに聞いてますよ♪
2009-09-18 Fri 19:30 | URL | り #-[ 内容変更]
>り 氏
そうでーす。超暗かったですよなー。 もう聴くことはないので早速車から降ろして棚に収められました^^ ソナタは4th「レコニング ナイツ」までだな。 |
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