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まごプログレッシブな日常や、DreamTheaterを中心に様々な音楽、X-BOX360、マリみて、アニメ、漫画、雑記などホヒンホヒンに書き殴りつつすやり~ぬ、、
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チルチルに変化をもたらしたのはとある日本の昔話だった!? 「月光条例」 第111話
月光条例 第111話01

最悪の悲劇をチルチルが目の当たりにする!?

全ての始まりともいえるチルチルの最強月打による放浪の旅が一つの分岐点を迎える!

月光条例 第22条[千一夜の月]⑰ ある昔話 読了~

<はだかの王様>によって語られている「青い鳥」のチルチルとの出会い。

月光条例 第111話02

鉢かづき姫とはだかの王様の密接な関係「50音順名作童話」で隣同士だったからという。
だからはだかの王様が<月打>されたチルチルを見つけてすぐに条例執行に取り掛かれたみたい。

このおとぎばなしの50音順の並びに何かしら意味を求めてしまうのはさすがに無理があるか?w

はだかの王様の「雷弾」によって行き先を誤ったチルチル。そのたどり着いた先はアンデルセンの童話ではなく、とある日本の昔話だった!

月光条例 第111話03

川が氾濫しそうなほどに降る雨の中立ちすくんでいると、突如と現われた少女がチルチルの手を握って川から離れるようにいって引っ張っていく。

月光条例 第111話04

チルチルを氾濫しそうな川から安全な場所まで連れてきた少女は恐怖で震えていた
チルチルは見ず知らずの他人にそこまでする少女は頭がおかしいと思い、脇役かなにかだろうから関わらずにすぐにべつのおとぎばなしへ飛ぼうとするけど、、

月光条例 第111話05

おなかがすいていることを知られてしまい、「今日はごちそうだよぉ」という言葉に釣られて、とりあえずごはんだけはもらっておくことにしたチルチル。

少女の家に行くまでの道中、おしゃべりがはずむ二人。といってもなんだか憎まれ口をたたくような感じだけどw

思ったことをケラケラと笑いながら遠慮なしに口にする少女にチルチルはちょっと不機嫌。

月光条例 第111話06

少女「だってお父が、『本当のコトを言え』ってさ。人間は正直が一番なんだってよ。」

こ、、、このセリフは、、、!?後述します、、。

チルチルは自分の母親と同じことを言い、かいがいしく世話をしようとするこの少女に自分の妹・ミチルを重ねてしまい、なんだか憎めない感情が生まれ始める。


月光条例 第111話07

この少女はとにかくよく笑う
藤田漫画における「笑う」という感情の表現は特別な意味を持っている気がしてならない。

そしてこの少女の名前が「お菊(きく)」であることが父の呼びかけによりわかった。

家に帰ってもよく働くお菊に感心するチルチル。
父によるとが川の氾濫に流されて死んで以来、特によく働くことになったらしい。

月光条例 第111話08

母が死んだとき、お菊は涙を溜めてただ黙っていた。
彼女の「笑い」の裏に隠れる「悲しみ」を今は全く感じないところに生きる強さを感じるな、、。

チルチルを川から連れてきたのも母のことを思い出してからの行動だったみたい。

そしてそうこうしているうちに「ごちそう」が運ばれてきたんだけど、、

月光条例 第111話09

チルチルは愕然とする。粥といっても粟の粒が5粒ほどであとはほとんど湯と草

チルチルは自らの家の貧しさを思い出す。

月光条例 第111話10

こんなに貧しいのに、お菊とその父は生き生きとした顔をして笑っている
そんな二人をみて、月打されたはずのチルチルは自分の物語の、自分の家族のことを思い返す、、、。

月光条例 第111話11

ふたりにとっての「ごちそう」に自らの家族のことを重ねるチルチル。

チルチル「ボクを家に呼んだりしなきゃこのうすい粥も、二人とももっと食べられたのにさ、、、。ほんとにバカだなぁ。この親子。

月光条例 第111話12

そしてチルチルは決心する。
このふたりを「幸せ」にする!その決意の先に待つ運命は、、、!?

糸売


お菊ちゃん=藤木裕美ちゃん説急浮上!(えー

   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \
 |    ( ●)(●)
. |     (__人__)  <それだけかよ。
  |     ` ⌒´ノ
.  |         }  ミ        ピコッ
.  ヽ        } ミ  /\  ,☆____
   ヽ     ノ    \  \ /     \
   /    く  \.  /\/ ─    ─ \ <いや、ただ見た目で思いついただけです。
   |     `ー一⌒)  /   (●)  (●)  \
    |    i´ ̄ ̄ ̄ \ |      (__人__)     |
               \    ` ⌒´    /

とまぁそれはさておきこのお菊の言葉にはちょっとビビッと来ましたね!

「だってお父が、『本当のコトを言え』ってさ。人間は正直が一番なんだってよ。」

あれ?月光は「本当のことを言わない」天邪鬼な性格なんだよな。
このことからチルチルとは表裏一体の別々の存在なんだろうかなと思ったり。
もしくはこれから起こりうる悲劇でその考えが変わったのか。(その場合はチルチルと月光は表裏一体でもなんでもなくなるな)

50音順に並べられた<おとぎばなし>ってのが気になって、これまで「月光条例」で取り上げられた作品を並べていろいろと考えてみたいけど時間がかかりそうなのでスルー(えー

こうやって見てるとチルチルって別に悪いことをしてないような気がしてきたんだけどw
まぁそれが今後打ち砕かれるんだろうけどw
しかしお菊ちゃんは裕美ちゃんに似てるな・・・
現代のチルチルが裕美ちゃんと会ったときの反応が見てみたいな(←しつこい

この昔話はコメ欄で教えていただいた「きじもなかずば」でほぼ確定なようなんですが、自分はこの作品を知らなかったので、あえて予備知識なしで今後の展開に備えようと思います。
一体、どれほどの悲劇になるのか、、、楽しみでもあり、藤田先生の描く悲劇の恐ろしさに震えたり:(;゙゚'ω゚'):
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この記事のコメント
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きじも鳴かずば・・・orz 日本昔話のトラウマが・・・
あれを藤田先生が描くとなったら、うん。トラウマが増えそうな予感。
マッチ売りの少女よりずっとずっと救われないこの昔話、どう展開に絡んでいくのか。
2010-07-28 Wed 19:13 | URL | #-[ 内容変更]
[]
>名無しさん
 誰もがトラウマ的な受け止め方をしてますね、、。一体どういう結末なのか、、、あえて調べないで見届けます!(`・ω・´)

:(;゙゚'ω゚'):
2010-08-06 Fri 07:01 | URL | SIZ #4LNop03k[ 内容変更]
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