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月光とチルチル、二人の記憶が交錯しついに真相に迫る! 「月光条例」 第121話
月光条例 第121話01

チルチルと月光の前に現われる人物たちの既視感、、、

遡る月光回顧するチルチルの記憶が交錯しいよいよ真相が迫る!!

「月光条例」第22条[千一夜の月]27 『アラビアンナイト』へ 読了


書き直して作者の言いたいことじゃなくなった作品は死んだも同然

チルチルの切望もむなしくアンデルセンは「マッチ売りの少女」を書き直すことを断ると、チルチルは激昂!
作者殺しちゃったら歴史が歪んじゃぅぅ!?
しかし

月光条例 第121話02

間に割って入るマッチ売りの少女。

チルチル「どけよぉ!かわいそうな子がかわいそうになるハナシを書く<作者>なんて俺が撃ち殺してやんだからぁ!!」

でもマッチ売りの少女は首を横に振る。そして「もう行こうよ」と言って

月光条例 第121話03

マッチ売りの少女「あたしはなんだか今、しあわせだから。あたし、神サマにお会いするの初めてだけど、、なんかしあわせ。」

アンデルセンを自分を作ってくれた神様だという少女。
自分の貧しい人生にもちゃんとその神様によって伝えたいという意味が込められていることを知ったからなのか、、、凍え死んだあとに待つおばあちゃん待つしあわせな世界にいけたことを知ったからなのか、、少女の顔が実に穏やかで、、、。

チルチルはそんな少女の顔を見て、アンデルセンへの攻撃をやめる。
でもチルチルはこのままでは少女を幸せにすることなく、条例執行者たちに捕まり何も出来ずに終わってしまう。

チルチル「オレはこのコが幸せになる時まで逃げて逃げて逃げまくる!どっかにねえかな、いい逃げ場!?

月光条例 第121話04

アンデルセン「あるよ、、、『アラビアンナイト』の物語だ。」

そこには<魔法>の力が満ちていて、きっと少女を守る力になるとアドバイスまで。
でもなんで自分の作品のキャラクターが物語から抜け出そうとしているのに?

アンデルセン「自分でも、、わからなくなった、、、ごめん。」

月光条例 第121話05

少女「いいよ。」

そう言葉を残して「アラビアンナイト」の世界へ向かったチルチルと少女。
残されたアンデルセンは少女に許されたことに心底救われたんだろうな、、、母をイメージして書いたのだから母への贖罪が叶ったということかな。


と、ここで久々の桃太郎&鉢っちゃんによる説明ゼリフタイム(笑)
今までのおさらいは省略~。

しかし桃太郎は前から気になっていた月光の正体とチルチルのことに何かを気づき始めていた。
月光が思い出そうとする<魔法>、チルチルが身につけようとする<魔法>、、、あれ?月光のことを聞いていたはずなのにチルチルのことを聞いていたら全然違和感がなくなり始めた?

月光条例 第121話06

鉢っちゃん「その通りでございます。」

      _____
    /    u \     <えっ!?ちょっ!?それって、、
   /:::::ノ::::::::::::\::::\   
 /  <●>::::::<●>  \    
 |    (__人__)   u.  |   
 \  u .` ⌒´     /

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     /⌒  ⌒\
   /( ●)  (●)\  <な~んてな!もうみんな気づいてるよね!
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \ 
  |     |r┬-|     |
  \      `ー'´     /


月光条例 第121話07

そして月光もランプの中で記憶を呼び覚ますために過去に出会った人物と戦う中で既視感にとらわれていた。

ここから一気に記憶が加速度的に蘇る!!

月光条例 第121話08

チルチルは「アラビアンナイト」の世界に来てすぐに「海じいさん」に襲われていた!
このシーンは月光がランプの中で戦ったときと全く同じ状況!
マッチ売りの少女を守りつつ戦う姿、セリフ、、、全てが一致している!

月光条例 第121話09

月光は「マッチ売りの少女」の世界のクソオヤジの元に、そして手にはマシンガン!
これはチルチルが「マッチ売りの少女」の世界に殴りこみに来たときと全く同じ状況!

月光条例 第121話10

そして最後に月光がたどり着いたところは、、「雉もなかずば」の世界。

月光「なんか、おめえらとオレは、、前に会ってるな、、。」

桃太郎もようやく確信する、、、月光=チルチルだということに!!
でも何故だ!!?

糸売


まぁ散々っぱらわかってたことなんですが、いよいよどうしてこの二人のチルチルになった理由が明かされそうで盛り上がってきましたねー!!( ゚∀゚)o彡゜

前回の頂いたコメントで

チルチル=作者ってのはどうでしょ
書いてあるとおり作者の言いたいこと=作品だし
例えば俺はとらが死んだからこんな作品ハッピーエンドじゃねえ!書き直せ!って藤田先生にチルチルすごまれても多分曲げないし曲げられないと思うんですよね


チルチル=作者説
これはなんかピシャリはまっている気がしましたね!

今まで月光が条例執行してきた作品はたいていハッピーエンドに、ハッピーエンドだったものもさらに幸せにしているようなものばかり。

これはチルチルが出来なかったことで、作者が物語を書き換えないのならオレが<作者>となって新説おとぎばなしを作ってやる!ということで生み出したチルチル編纂おとぎばなし「月光条例」という作品の主人公ってことで月光が作られたんじゃないのではないでしょうか?
「アラビアンナイト」という膨大なおとぎばなしをヒントにしたとか。
そして現代のおとぎばなしを書き換えていってるんじゃないかな~。

いや、これも細かいところ思い返せばまだまだ妄想の範囲でしかありませんが(冬の日に神社に捨てられていたこと、ミチルの所在、エンゲキブの正体、願い事叶えキャノンetc)かなり面白い推測だと思います。

チルチルはまんま藤田先生のようなキャラだからなぁ、、チルチルに感情移入してしまうのはその熱さにあると思うしこの「月光条例」もすべからくハッピーエンドを迎えるのでしょうが、その集大成的な意味でこれからの展開が楽しみでなりませんな!

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この記事のコメント
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個々の状況は予測できても、全体図を把握するのが難しいですねぇ。(^^;

でもって又もや下手な鉄砲、数撃ちゃ当たる的な予想をしてみますと。
現時点って確か、最強月打から『100年目』でしたよね?何か切りが良すぎる数字だなと。
って事は、カジシン(梶尾真治)さん的な発想をすれば、願い事叶えキャノンが発動する結果
月光が産まれたのではないかと。つまり『未来から過去を書き換えてしまった』訳ですね。
この干渉で、主役不在や死人とかの不都合もある程度は有耶無耶に出来たのかも。
(『ライ麦~』などに干渉しなかったのは、影響するのはあくまで当事者の話のみだからかと)

と、月光の『出発点』=この話の『終着点』になるんじゃないかなと想像してみました。
もちろん、チルチル(成長後?)と月光の関係なんかは棚上げした推論ですがね!(^^;
2010-10-08 Fri 20:27 | URL | HAL #5z8BuwiM[ 内容変更]
[]
>HALさん
 そうなんですよねー、毎回「そうか!」とひらめくことはあってもそれを一本の線に結びきれないというか、、w

どうやってこの「千一夜の月」編を〆るのか楽しみでなりません!ヽ(゚∀゚)ノ
2010-10-18 Mon 09:27 | URL | SIZ #4LNop03k[ 内容変更]
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