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マッチ売りの少女の語るおとぎばなしの<真理> 「月光条例」 第130話
月光条例 第130話01

チルチルの旅が終わる、、、、のか?

誰もたどり着けなかったおとぎばなしの<真理>に月打されていないマッチ売りの少女が迫る!

月光条例 第22条[千一夜の月]36 マッチ売りの少女の帰還 読了~

チルチルの月打も正され、当然おかしくなってしまった<おとぎばなし>は元通りにならなければならないんだけど、マッチ売りの少女が自分の物語に帰ることをチルチルに告げると、やはりまだあの救いの無い不幸な結末には納得がいかないみたい。

でもマッチ売りは笑ってこう言った。

月光条例 第130話02

マッチ売りの少女「でもね、チルチル。そこがあたしの『物語』なんだよ。」

マッチ売りの少女は<アラビアンナイト>を読んで笑っている親子の<読み手>のことを思い出す。
二人で楽しそうに笑いながら読んでいる。男の子は「ひらけゴマ」と何度も言って笑い、お父さんは嬉しそうだった。

でも、、
月光条例 第130話03

その後、その子どもは泣きながら<アラビアンナイト>を読んでいた。隣にあのお父さんはいない、、、見えるのは黒い服を着たたくさんの大人たち、、、。

おそらくこの男の子はお父さんと二度と<アラビアンナイト>を読むことが出来なくなったことを感じたマッチ売りの少女。

この時マッチ売りの少女は一つの真理に達した
月光条例 第130話04

マッチ売りの少女「でもね、思うんだ。<読み手>もね、とおおっても勇敢なんだなぁって。」

同じストーリーの中で繰り返し泣いたり笑ったり冒険したり、めでたしめでたしになったり、悲しいことになったりする<おとぎばなし>。

でも<読み手>にはそんな決まった筋はない、今日笑っても明日は泣いてるかもしれない、、自分の<物語>がどうなるかわからないで、不安で怖い思いをしながら生きる。
それがおとぎばなしのキャラクターにとっては勇敢に見える、と。

自分の<物語>は自分でページをめくるしかない、そして厳しい落とし穴の章悲しい通せんぼの段落があるかもしれない。

でもそんなときに悲しい<おとぎばなし>、、マッチ売りの少女、フランダースの犬、人魚姫、、雉も鳴かずばなどを<読み手>が読んで知っていれば、、、
月光条例 第130話05

マッチ売りの少女「あたしね、戻りたいの。<読み手>があたしを、心のなぐさめにしてくれるなら。」

それでもチルチルは納得がいかなくて、マッチ売りの少女を強く抱きとめ、物語へ戻ることを止める。

そしてマッチ売りの少女は問う。

マッチ売り「でも、チルチルも貧しくて、いつもおなかへっててつらかったって、、。」

チルチル「おまえに比べたら、そんなの、つらさのうちにゃ、、、!!あ・・・

月光条例 第130話06

マッチ売りの少女「くすっ、ほらね。<読み手>もそう思ってくれるかもしれない。あたしは<読み手>の寒い心の毛布になるために生まれてきたの。

月光条例 第130話07

マッチ売りの少女「あたしは、そのためだったら、何回だって凍えることができるの。だってそれが<おとぎばなし>、、、きっとはじめから、そしてこれからもずぅっと、、。」

はだかの王様がたどり着いたという<真理>、、それをすべてこのマッチ売りの少女が言ってしまった。

月光条例 第130話08

チルチルに一本のマッチを擦って、マッチ売りの少女が凍える間際に炎の中に見たものを見せる間、そっとマッチ売りの少女は自分の物語へ帰っていく、、、

チルチルが炎の中で見たものは、マッチ売りのおばあちゃんとの暖かい思い出、そしてチルチルと過ごした日々、、、チルチルがしたことも決してムダなことではなかったんだな、、(´;ω;`)

月光条例 第130話09

自分の物語に戻ったマッチ売りの少女の凍えて死んでしまった顔が一層安らかに、自らの役目を演じきった満足感があるようにも見えるな、、・゚・(つД`)・゚・

月光条例 第130話10

マッチが燃え尽き取り残されたチルチルはケモノのような泣き声をあげる。
<真理>を知ったチルチルは?幸せを求めた旅は終わるのか!?

糸売


もう話の作りが上手すぎるとしかいいようがありませんな、、(´;ω;`)

自分の境遇の不幸さを呪っていたチルチルが、他人(マッチ売りの少女)の幸せを願うようになっていく過程ってのが実に自然で、まさにマッチ売りに指摘されて「!あっ、、、」ってなりましたよ。

チルチルへの感情移入度がどんどん高まっていったのは、まさに人間らしい感情がチルチルに生まれたからであってそれがこの「月光条例」の<読み手>でもある自分に当てはまったからなんですよな。

<月打>ってひょっとしたら人間らしくなることなのかしら?たいていの場合は欲望の赴くままに行動してるようだけどそれって割と人間っぽいしw

おとぎばなしの<真理>が深すぎてどっかの「深イ○話」よりも何倍も響いた(えー
不幸な<おとぎばなし>を読むことにより<読み手>のなぐさめとなる、寒い心の毛布となるっていう表現だけでもうなんか「マッチ売りの少女」に対する見方が変わってしまったな。

<おとぎばなし>に限らず<漫画>もそれに通じるものがあるとも思います。
自分がつらいときに読む作品の最筆頭が藤田先生の「うしとら」ですし、<作者>の思いが詰まっている作品ほどいろんな状況に陥ったときの一つの心の支えとして何度も読み返しますしな。

さて、これから真理を知ったチルチルがどう動くのか。
結局のところ逃げることになるんだろうけど、現代のチルチルが真理を踏まえた上で「願い事叶えキャノン」で叶えようとすることはなんなのか。

<おとぎばなし>を「アラビアンナイト」一つにするってところがヒントになるかも。

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