
2011-08-14 Sun 17:04
![]() ボクは断然、京子×千鶴派\(^O^)/(挨拶) いやー、アニメ「ゆるゆり」が各方面で盛り上がっているようで、原作ファンとしては嬉しい限り! ◇【一迅社が神対応】『ゆるゆり』のコミケグッズをコミック百合姫で誌上販売!(記事元:やらおん!様) コミケも大盛況で完売!しかも誌上通販もありでここぞとばかりにファンを逃さない対応は素晴らしいですね! ボクも\アッカリ~ン/ストラップ欲しいです(^ω^) しかし放送前の反応を振り返ってみると、、 ◇夏アニメ『ゆるゆり』のPV公開! そしてニコ生で拷問っぽい事をやるよー (記事元:やらおん!様) / ̄ ̄\ / ノ \ \ | (●)(●) |<嘘付け!お前も心の中じゃあんまり | u.(__人__) .| 期待してなかっただろ! r、 | ` ⌒´ .| ってかなんだよ、プロ百合リストって。 ,.く\\r、 ヽ ノ \\\ヽ} ヽ / rヽ ` ヽ / ァ'´ヽ スパァン └'`{ . \.| / i ヽ、._ ヽ、_,r' \、从人,/ 、 、 `ヽ、 /ゝ ゙ ; '; て \丶、 `'ー'´ /'⌒Y ̄`\ <ったくおまえらときたら全然見る目 丶、ー / ─ ─ \_______ ないな!女の子がキャッキャッ / (●) (●) \. | | ウフフする、それがどんなに幸せ | (__人__) | | | なことなのかもっと百合アンテナ ヽ、 `⌒´ ,/ | | を磨くように! ,,r-―- 、.,.-─―‐--、 | | ( `‐、 )____|_| `ー-- ―─ " `ー-‐´l|_|_(二゙) 「ゆるゆり」は今期1、2を | _ |. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 争う完成度を誇るのは l / ヽ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ プロ百合リストのボクは _、 / 、 \ _ノ_ わかってましたがね。 (:::::丶 /⌒\ \:::) いろんな人に「ゆるゆり」オススメしておきながら、実際は1話のつかみの感じからして「ありゃー、こりゃ空気アニメになっちゃうかな?」と思ったもんですが、2話からどんどん良くなって、今となっては「クロワーゼ」「ゆるゆり」「うさぎドロップ」と夏の3大癒しアニメとして仕事の疲れを癒してくれる大安定のアニメとなってます。 しかし基本的にギャグアニメでありながらあまり一般のアニメファンの心を掴むのが難しい「百合」というジャンルでこれほどの反響を得るとは正直思いませんでした。 これまで様々な百合作品がアニメ化されて来ましたが、どれもクオリティが高いものでありながら実際のヒットには結びつきませんでした。しかしまごうことなき百合作品の「ゆるゆり」のヒット、、、一体それはどこから来たのかをちょっと考えて見ました。 ■ベースは「苺ましまろ」と「マリア様がみてる」 「ゆるゆり」という作品を語る上で大まかに二つに分けることができると思います。 日常のコメディパート(ギャグ)とキャラクターのカップリング(百合)です。 その二つの要素にはそれぞれエポックメイキングというべき作品の影響が見え隠れします。 まず日常パートにおけるギャグは「苺ましまろ」を想起させます。 ![]() ![]() とてつもなくくだらないことでツボる。 これ、何気に重要というか「ブッ」と噴出す突発的な笑いは流れに勢いをつける感じがして好きなんですよねー。 特にこの役を「苺ましまろ」では常識人の千佳が、「ゆるゆり」でも同じく常識人の結衣が担っているのが興味深い。 ![]() ![]() シュールギャグ 「苺ましまろ」の代名詞(?)ともいえる美羽のシュールすぎるギャグ。 特に「ゆるゆり」でその印象を決定づけたのは油ねんどで遊ぶ回の京子のフィギュア遊び。これが「苺ましまろ」のリカちゃんハウス回のシュールさを思い出させて笑いましたねー。 何気に京子が同人作家で、美羽も漫画書き(落書きレベルだけど超シュールw)なのも共通点としてあるのも面白い。 ![]() ![]() ![]() ![]() お話の軸となる傍若無人キャラの存在 お話の起点、オチとなる「苺ましまろ」の美羽、「ゆるゆり」の京子という傍若無人なキャラがゆるい日常という簡単なようで難しい作品づくりにおいてテンポよく見れる大きな存在となってますね。 ![]() ![]() 愛のないツッコミ キャラクター同士が親密であればあるほどそのツッコミに遠慮がない、マジ切れするという部分がゆるい雰囲気において一つのアクセントになっている点も見逃せない。 「ゆるゆり」は読めば読むほどに「苺ましまろ」の中学生編やったらこうなるかな?というようなことは以前から思っていたんですが、改めて振り返るとかなり共通点ありますねw こういったギャグを基盤に少女のゆるい日常を描くという点で「苺ましまろ」をはじめとする少女を主役においた日常作品のアニメファンを取り込んでいったのではないでしょうか? しかしこれだけではここまで大きな反響を得ることは難しいはず。 そこで重要になってくるのがもう一つの要素、「カップリング」という百合的要素なのです。 そしてそのベースとなっている作品がかの百合作品の金字塔ともいえる作品「マリア様がみてる」です。 ・好きだけど素直になれない系カップリング 「ゆるゆり」綾乃×京子=「マリみて」瞳子×祐巳(新紅薔薇姉妹) ![]() ![]() ・憧れの先輩に想いを寄せる後輩系カップリング 「ゆるゆり」ちなつ×結衣=「マリみて」の祐巳×祥子様(紅薔薇姉妹) ![]() ![]() ・いつもとなりにいる系カップリング 「ゆるゆり」櫻子×向日葵、京子×結衣=「マリみて」由乃×令(黄薔薇姉妹) ![]() ![]() ![]() ・精神で繋がってる系カップリング 「ゆるゆり」奈々×りせ(アニメ未登場)=「マリみて」聖様×志摩子さん、志摩子さん×乃梨子(白薔薇姉妹) ![]() ![]() ![]() 「マリア様がみてる」において作られたカップリングの王道ともいえる4つをもう抑えて、百合のなんたるかを一般的視聴者&読者(普段あまり百合アンテナが反応しない人)に伝えているんですよ。 この4つのうちどれか一つでもアンテナが反応すればあなたも立派な百合リストの仲間入り。 そしてこれを基本として、キャラクターの様々なカップリングという可能性が拡がり、お話の新鮮さを保っていくのです! ならなぜそのカップリングという百合作品における特有の概念が“受けた”のか? その分岐点は思春期にあると考えます。 いわゆる一般的に“受けなかった”百合作品を例に挙げると「青い花」「ささめきこと」。 これらとどう違ったのか?決定的な違いは「好き」という気持ちにありました。 ![]() 「青い花」 ![]() 「ささめきこと」 まぁいわゆるガチ百合、好きという気持ちの重さとでもいうか。エッチしたいかどうかってことです(えー 百合は一種のファンタジーみたいなもので、そこに現実的な要素が入ってくると途端に受け入れられないような気がするんですよね。女の子同士、将来はどうするの?とか世間体とか。 そういった厳しい現実から逃れるためにはそういった重さがない「好き」という気持ちを持つ思春期の中学生というチョイスが絶妙だったと思いますね。 まぁ千歳の百合妄想は明らかに18禁な内容までイってますがwしかしそれはあくまで妄想であり、ギャグの一つとしていい方に作用してますので問題なしw 「ゆるゆり」における「好き」は「仲良くなりたい」「もっと知りたい」という部分に重きを置いてて、それが視聴者・読者の妄想力を幅広く受け入れる要素となっているんだと思います。 ちなみに「苺ましまろ」が百合作品になりえないのはここらへんなのかなと。 ![]() 全く重さなしw ギャグにしかなってないww ■まとめ 普段から百合作品に接していると「なんでこんな面白い作品が受けないの!?」と疑問ばかり持ってましたが、こうやって立ち返ってみると割と当たり前のことばかりだったような気がしますw ![]() もちろんアニメ「ゆるゆり」のヒットの要因はこれだけではありません。 なもり先生のアニメ向きな可愛いキャラクターデザイン、練り直された脚本に、「ゆるゆり」を愛してるのが伝わってくるスタッフ愛、そして\アッカリ~ン/ さらになもり先生の異常な速筆っぷりによって盛り上げられる原作漫画の3ヶ月連続刊行、Twipicにあげられる視聴者・読者のツボをついた落書きの数々。 百合の面白さ・良さを伝えるためこれからは「ゆるゆり」の存在は欠かせません! あと8月18日発売の『百合男子』は要チェックですなw ■蛇足 これを気に百合作品に興味を持たれた方はぜひ次は元祖ともいえる「マリア様がみてる」をオススメします。 生徒会、お嬢様女子高、ちょっと世間ズレしたコメディ要素、カップリングの可能性の大きさ、楽しさ、、、百合妄想力を鍛えるならマストな作品だと思います! / ̄ ̄\ <物凄い勢いで買いあさってたな、、あの頃は、、。 / \ .____ |:::::: | ./ \<ちなみにボクは「マリみて」→ . |::::::::::: | / ⌒ ⌒ \ 「最後の制服」→「青い花」という |:::::::::::::: | / (●) (●) \ ルートで百合作品にハマって . |:::::::::::::: } | (__人__) | いきました。 . ヽ:::::::::::::: } \ ` ⌒´ _/ ヽ:::::::::: ノ | \ /:::::::::::: く | | | | -―――――|:::::::::::::::: \-―(___ノ―――――(___ノ―― |:::::::::::::::|ヽ、二⌒) 「マリみて」はライトな百合からガチ百合まで幅広く属性を開拓してくれるからいいですな。 聖さまと栞の「白き花びら」は至高の百合エピソード。 >>関連リンク ◇ゆるゆり声優のキャスティングに重なる意図と思惑?とは(記事元:りきおの雑記・ブログ様) 考えてみたら「マリみて」も主役の祐巳役は初主演の植田佳奈さんだったような。上級生陣のベテラン起用なども興味深かった。 ◇百合物の漫画でおすすめおしえて(記事元:デジタルニューススレッド様) 8割くらいは読んでた。 >>関連記事 ◇『青い花』 第6巻 ふたりの好きが溢れすぎて今までにないほど幸せな気持ちで満たされました。 ◇「ささめきこと」 純夏と汐、二人の想いが通じるまでの伏線的演出が素晴らしかった件について ガチ百合にハマっちゃうと素で「ゆるゆり」千鶴ちゃんばりのヨダレ垂れ流しで妄想しちゃうから困るわ、、(えー >>参考資料 DVD売上 マリア様がみてる 60,063/7=8,580 マリア様がみてる~春~ 33,955/6=5,660 DVD-BOX 2004 1,505 累計 35,460 累平 7,164 マリア様がみてる OVA 31,904/5=6,380 マリア様がみてる 4thシーズン 19,499/6=3,250 マリア様がみてるシリーズ 60,063+35,460+31,904+19,499=146,926 「マリみて」やっぱパネェなw 4期までやったってのが凄い。 ◇『青い花』DVD第1巻の売り上げが出たみたいだな(`・ω・´) 891枚以下・・・・ 「ささめきこと」は正確な数字無し・・・(´;ω;`)
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要するにキャッキャウフフしてるだけの気楽に見れる百合は万人に受けるけど、そこに割と悩みとか入ってくると好きな奴には物凄く受けるけど万人受けはしない、と
的確な分析ですなー
2011-08-15 Mon 15:24 | URL | #-[ 内容変更]
原作ファンなのでゆるゆりの盛り上がりは凄くうれしいけど
青い花はやっぱ敷居高いのかと改めて実感しました。 ふみちゃんが先輩と付き合ってる事をあーちゃんに告白するシーンで 何かが覚醒した自分にとっては複雑な気分だったりw 感覚麻痺したまま会社の後輩にすすめるとこだった・・・。 しかし、百合男子の発売日が自分の誕生日・・・。そういう運命だったのねw
2011-08-16 Tue 01:09 | URL | 名無しさん #-[ 内容変更]
>名無し1さん
だいたいあってます。ただ「ゆりゆり」でもガチ百合に導ける可能性はあると思いますけどね~。サザエ時空ではなくちゃんと時間の流れを意識して卒業までやって「別れ」みたいなものをやってくれたら、その切なさをきっかけに百合レベルが高まりそう。 >名無し2さん あのシーンは神すぎてボクも悶死するところでしたw そして勢いのままボクは百合に興味がない友人に貸してましたけど全く反応ありませんでした(アチャー 百合男子誕生日おめでとうございますヽ(゚∀゚)ノ ささめきこと、アニメ版しか知りませんがギャグと百合がいい感じに両立しててよかった気がするんですけどね…
やっぱりこの時代は「ゆる」さが重要なんでしょうかねぇ
2013-09-01 Sun 17:47 | URL | #-[ 内容変更]
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ゆるゆりでは京子、苺ましまろでは美羽が大好きです\(^O^)/ さんざん振り回されて「いい加減にしろよ~」とかぼやきたい。それで「えーいいじゃん。ほらー次いこうよ」とね ... …
2011-09-07 Wed 00:20 靴の先は二次元の入り口
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