
2011-10-01 Sat 15:46
![]() 神、いわゆるゴッド。(挨拶) まさかのバンド創始者にしてリーダーであったドラムのマイク・ポートノイ脱退のニュースの衝撃は、世界中を駆け巡り、当然自分もそのショックでDTのタイトルをBlog名やURLに冠したこのBlogを辞めようかと思いました。 しかし、残されたメンバーは立ち止まることはせず、すぐにオーディションによる後任を選考しはじめ、ボクもBlogをやめることなくこの新譜発売まで続けてこれました(←心底どうでもいい前置き 一体どんな音になるのか?新ドラマー、マイク・マンジーニの実力は?マイアングたんはまだ黒髪ロングさらさらストレートヘアなのか? もうそろそろ1ヶ月経とうとしていますが、やっとその全貌を言葉にできるときが来たかな、と それではDreamTheaterの新譜『A Dramatic Turn Of Events』の詳細レビューです。
まごうことなき神盤。(結論)
いや、彼らが出すアルバムはそれぞれが個性があって何が来ても神盤!なんていっちゃうんですが、これほどの変化を見せたのは実に久しぶり。ジョーダン・ルーデス加入以来の変化かな。まさにメンバーチェンジがそのまま音に現れたもので、メインが一人抜けるとここまで変わるものか!と興奮を隠せませんでしたね。 / ̄ ̄\ / _ノ \ | U ( ●)(●)<こらこら。 . | (__人__) | ` ⌒´ノ . | } ミ ピコッ . ヽ } ミ /\ ,☆ ヽ ノ \ \/ ̄ ̄ ̄\ / く \. /\/ ─ ─ \<うん、やっぱりジャイアンいないから | `ー一⌒) / (●) (●) \. みんなのびのびしてるよね! | i´ ̄ ̄ ̄ \ | (__人__) | \ ` ⌒´ / n / ̄ ̄ \. ( E) / ./フ /ヽ ヽ_// まさに闇(ダーク路線)という呪縛から解放されたような爽やかな印象が多い楽曲群! そんな肩の力を抜いたような楽曲でありながら、プログレッシブメタルバンドとして頂点に立つものとしての風格は全く失っておらず、むしろこういう自然に自らのインスピレーションをそのままアウトプットしたような楽曲の方がよりアーティスティックで、唯一無二、誰にもたどり着けない領域というものを知らしめてる気がしますね。 そして特筆すべきはその音の良さ。 ここまで透明度の高く、そして温かみのある音はDT史上初めてじゃないでしょうか? いうなれば初期の「Awake」の冷たさを感じさせる透明度と対を成すような、音作りに名手・アンディ・ウォレス(Slayerの「Reign in Blood」、NIRVANAの「Nevermore」、RUSHの「Test For Echo」など数知れない名盤を手がける名エンジニア!)の手腕がいかんなく発揮されているなぁと。 ここ数作のいわゆるダーク・メタリック路線の重苦しく、ヘヴィな音作りは迫力や楽曲のイメージに合ってるとはいえ、やはり何度もループさせると息苦しくなって疲れてくるわけでw こういう路線を好んでいたマイキーの嗜好がなくなって、それがアルバム全体のイメージを変化させた一番の要因になってるみたいw そしてその音の良さからくる各プレイヤーの個性の際立たせ方が見事! これまでと変わらない超絶技巧による音の密度がありながらも、それぞれの音が粒だって聴き取れ、むしろ音の隙間、余裕すら感じさせ、風通しが良いという表現がぴったりの何度でも聞きたくなるような疲れない音作りですな! その各プレイヤーのプレイについても触れられずにはいられない! / ̄ ̄\ / ノ \ \ | (●)(●) |<どんだけ人間辞めてるイメージ | u.(__人__) .| なんだよ! r、 | ` ⌒´ .| ,.く\\r、 ヽ ノ \\\ヽ} ヽ / rヽ ` ヽ / ァ'´ヽ スパァン └'`{ . \.| / i ヽ、._ ヽ、_,r' \、从人,/ 、 、 `ヽ、 /ゝ ゙ ; '; て \丶、 `'ー'´ /'⌒Y ̄`\ <フフフ、アルバムの方向性を握っていた 丶、ー / ─ ─ \_______ マイキーの存在がなくなったことに / (●) (●) \. | | より、ついにジョーダンが本気を | (__人__) | | | 時が来たようだな、、。 ヽ、 `⌒´ ,/ | | ,,r-―- 、.,.-─―‐--、 | | これまではまだ30%の力、、 ( `‐、 )____|_| 100%出したとき、みんな死ぬ。 `ー-- ―─ " `ー-‐´l|_|_(二゙) (一緒にプレイするバンドメンバー | _ |. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| も含めて) l / ヽ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ _、 / 、 \ _ノ_ (:::::丶 /⌒\ \:::) 一聴してやはり耳がいったのは、自分がキーボード弾きで、死ぬほど好きなのもあるんだけどジョーダン・ルーデスの仕事ぶり! とにかく音色のチョイスが多彩になり、その縦横無尽の活躍っぷりは彼が加入した「MP2」「6DOIT」といったアルバムでのプレイに近いものが感じられますな。 もちろんその後のアルバムでも音色の多彩は失われてはないんですが、「Train Of Thought」以降のヘヴィな音作りでのソロプレイやユニゾンプレイにおいて、キーボードの存在感を示し、なおかつギターや他のパートにも音負けしないようなシンセリードはいわゆる「ピロピロ」した野太いモノフォニックなアナログシンセに頼る場面が多く、印象的なメロディが減ってきてたように感じてました。 しかし今回はLiquidTensionExperimentを彷彿とさせるようなブリリアント(艶やかな)なピアノ、古きよき香りを醸す70年代プログレ的なオルガン、音の壮大な空間を作り上げるストリングス、そしてソロプレイにおける代名詞とも言えるシンセリードの音一つとっても実に様々なリード音を使い分けて楽曲にあった音作りをしているなと。 ホント、シンセリードは「Systematic Chaos」あたりは「またピロピロか、、、手癖だけになってきたな、、」と感じる部分もあったんですが、今作のシンセリードはムーグの野太いリードはもちろん、ポリフォニックでキレのあるリードだったり、楽曲の味付け程度に使われていたりするリードだったりと、聴く度に新たな発見をして飽きません! そうそう、そういう目立ったソロ部分以外でも、楽曲を演出するための効果音だったり、ちょっとしたフレーズにも生来の音作りマニアとしてのジョーダン・ルーデスのこだわりが聴けて、まさに彼のソロアルバムのテイストがそのままDreamTheaterで生かされているような気がして1枚で200倍くらいおいしい仕上がりです! お次に注目すべきはこれまでマイキーと二人三脚でDreamTheaterを共同プロデュースしてきた実質現在のリーダー、ギタリストのジョン・ペトルーシ。 近作のダーク路線ではヘヴィでストロングなリフが多く、またソロにおいても即興性、もしくはライブ性を重視した無機質なメロディが多かったように感じますが、今作はどの曲においてもソロパートは意識的に作りこんであり、それゆえ情感のこもった印象的でメロディアスなフレーズが満載! またアンディ・ウォレスによる音作りによる適度にヘヴィでありながらカドの取れた丸みを帯びたギターサウンドが何度聴いても疲れさせませんな!(音的には「MP2」アルバムっぽいかも) 最も偉大なベーシストとして昨年No.1に選ばれたジョン・マイアングは毎度バンドの土台を支えていながら、特に近作においてはベースソロなどもなく地味な印象でしたが、今回はこれまたアンディ・ウォレスの神ミキシングによって、どんな楽曲においても埋もれることなく、存在感を感じさせるプレイを見せてますな。 強靭なスリーフィンガーから奏でられる高速ユニゾン、リフや変幻自在のグルーヴ、メロウな曲における丁寧なプレイ、、、どれも意識して聴いていればそれだけでご飯3杯は余裕です。 また今回は久々に楽曲に積極的に関わったそうで、クレジットに作詞を手がけたものも!(しかも今作随一の神曲だった。) ジェイムス・ラブリエのヴォーカルもこれまでにも増して素晴らしい!やはりレコーディングにおいてイジメのようにリテイクを要求するマイキーがいなくなったことによってのびのびと自らの表現力を出し切れたことが大きいのだろうか!?(えー ヴォーカルのメロディラインが実にラブたんの魅力を輝かせる中音域に重きを置いていて、ここぞと炸裂させるハイトーン、メロウな曲でのささやくような優しいメロディなど実に無理のない構成でよく作りこまれているなぁと感じましたね。 そして気になる新メンバーで、誰もが不安と期待を抱いていたドラマーのマイク・マンジーニのプレイは、、 神、いわゆるゴッド。 何の違和感もなく、DreamTheaterのグルーヴを再現。かといってマイキーらしいというわけでなく、確固たる自らのカラーを持っているように感じましたね。 マイキーってどっちかというと、音の隙間があったらもうちょっと詰め込んでおくか!wwみたいな勢いでもの凄く細かいフレーズを随所に盛り込んでるからやりすぎなイメージ(笑)があるんですが、マンジーニは一見シンプルなフレーズのようで実はやってることはとんでもない超絶技巧みたいな職人的なイメージが残りました。 ドラムセットの違いなんでしょうが、タム回しのキレがマンジーニの方がいいかな?マイキーはバスドラと絡めたフィルが近作に多くてちょっと手癖に頼った感はあった。 キャノンタム(オクトバン)のアクセントもこれまでにあまりなかったフレーズかも? あとはハットやライドの刻みが印象的だったなぁ。他のパートとのユニゾンにハットの刻みで参加してユニゾンのキレを演出してたり、おそらく片手で処理してるであろう16分刻みのライドプレイとかもこれまでになかったプレイかも。 作曲に関わってないということで、本当の意味での自分のカラーはまだ発揮されていないかもしれないけど、十分すぎるほどにDreamTheaterの屋台骨を支える素晴らしいドラマーだと思います! 今回は派手なプレイは控えめ(といっても十分に変態的でしたがw)で自らの役割の中でずっとやりきった感じでしたけど、次回はもっとアクロバティックで理解不能なグルーブを聴かせて欲しいですね!(えー <ちゃんと最後までやりなさい。 / ̄ ̄\ ____ / \ / \ <はー、なんかもう語ることなく |:::::: U | / ⌒ ⌒ \ なってきたな、、、 . |::::::::::: | / (ー) (ー) \ 曲別はもう全部神なんで |:::::::::::::: | /| (__人__) |\ 省略しますね。 . |:::::::::::::: } \\_ ` ⌒´ _// . ヽ:::::::::::::: } \ // ヽ:::::::::: ノ // ⌒\ / ./ /:::::::::::: く _./ /ヽ ` ,ノ ../ -―――――|:::::::::::::::: \――(⌒ 、 ,/、 ,/⌒ヽ――――― \_)/ \l 丿 ` ´ というわけで前置き長くなってしまいましたが(←えっ!?まだ前置き!? お次は楽曲別のレビューです。 1.「On The Backs Of Angels」 イントロにおける不穏なギターのアルペジオを聴いたときは「まだOpeth路線引っぱるのか!?」と不安になったもんですがw 全てのパートが音を出してからは新生DTの幕開けを予感させるテンションと挨拶代わりの変拍子とテクニカルなリフの応酬でニヤニヤが止まらない! ゴリゴリのメタリックな音でなくなったことによって、プログレッシブメタルというよりもハードなフュージョン系に近いイメージが強い曲。完全にこの1曲でバンドの目指す音の変化がわかりましたな。 それにしてもジョーダンのシンセの音色の豊かなこと!こんな小さい音のリードなんて今まで聴いたことなかったよ!テクノ的な効果音(ピチュンピチュンなってる音)とかも新鮮。 同じ展開を繰り返すにしてもリズム割が変わってたり、フレーズが変化してたりと人をノせる気ゼロなところとか素敵!(えー 歌メロ的には面白みにかけるものの、無理のないリラックスしたスケール感の大きい歌唱が光りますな。 シングルカットされている(?)からかソロタイムは比較的短めながらも、ジョーダンの久々のエモーショナルなピアノソロだったり、ペトルーシの流麗でメロディアスなソロが堪能できたりとおいしいところどりな感じ。 まずは期待どおり、いやそれ以上の変化と安心感を与えてくれた1曲でした。 2.「Build Me Up, Break Me Down」 (´・ω・`)? いきなり2曲目でズコーしそうになったw おい、DTどうした!?ww と正直初見の印象は「まさかこっち方向に進むのかよ、、?」とちょっと落ち込んでしまった、、。 大胆なデジタルビート・処理の導入。 メタルバンドでこれを成功させたものは一握りしかいないようなイメージなんで、DTに果たしてこれが合うのか疑問に思ったもんですが、元々ジョーダンにテクノ志向があったりするし、ラブタンのソロでも聴けたような曲調でしたし、総じて見ればそのデジタルビートは味付け程度でサビやソロのユニゾンはまさにDT。這ってうねる様なリフもかなり新鮮。ちょっとホラー映画のサントラ的な印象が強いかな? ラブタンのシャウト、、、喉は大切に、、、w(なんかつい心配してしまう) 3.「Lost Not Forgotten」 誰もが口をそろえて言うであろう「Under A Glass Moon Part2」ww いやーもうこりゃ狙ってやってるとしかいいようがないイントロ!思わずテンション上がってニヤニヤですよw この曲に限らないんですが、過去のアルバムを彷彿とさせる場面は幾度となくありますね。 しかしこのイントロのベースとドラムの粒のそろった音はたまらん!目の前で演奏しているような、生っぽい音! かと思えばイントロで今作最初のジョーダンとぺトの高速ユニゾンタイムに入って(「In The Name Of God」のユニゾンっぽい?)バンド全体のアンサンブルが最高潮に!最初の2分半でほぼイキかけました、、(白目 Aパートに入ってからのスロウな展開とBパートからサビにかけてのアグレッシブな展開のダイナミズムが面白い。 「Under A Glass Moon」+「Panic Attack」といった感じ? いよいよ3曲目に入って展開も暖まってきたところでソロパート突入。 変則フレーズもバシバシキマって、ジョーダンの音色切り替えの多さと複雑なリフをこなす姿が楽しそうで目に浮かぶw そしてペトルーシの今作最初のハイライト・情感たっぷりのソロ!超絶技巧と呼ぶにふさわしい数々のテクニックを駆使した流麗なソロからユニゾンプレイへの移行はゾクゾクしますな!そしてそのユニゾンが「MetropolisPart1」っぽくてねw 曲の〆方がなんかChildren Of Bodomっぽかったなw(オケヒで〆) 4.「This Is The Life」 ラブタンの出番来たようだな(ガタッ 安定感のある中音域、ウィスパーボイスとハイトーンの使い分けが見事。このメロディーラインは過去の曲で聴いたことあるような、、、 そしてあくまでこの曲はバンドは演奏に徹して歌を聴かせているように感じで、実にシンプル。ぺトやマイアングのこんなにもアダルティックなムード溢れる演奏は初めて聴いたかも。ジョーダンのシンセの各種音色の音量配分もウォレス氏の見事なミックスで引っ込みながらもしっかりとした存在感を示してる。 でも一見シンプルでありながらもしっかり変拍子であったりしてらしさを発揮。こう息をするように自然と、変拍子と思わせないようなわかりやすさが他のプログレバンドとの大きな違いといつも思うんですよね。 ラストのぺトのハーモニクス全開の慟哭ソロは絶品! 5.「Bridges In The Sky」 はい、こっからスーパードリムシタイムはっじまるよー\(^O^)/ おまたせしました。いよいよここらあたりからメンバーもリミッター外してきますw シャーマンの叫びやグレゴリオ聖歌のような荘厳な響きから始まるイントロから一転、まさにプログレ!と思わせる変拍子フレーズとアタックの強いオルガンリフに現代版ELPを感じさせニヤリ。 曲風としては「6DOIT」の「Glass Prison」っぽい? でもサビの開放感溢れるラブたんのヴォーカルとかはキャッチーだしわかりやすい。 ただし演奏に関してはホント目まぐるしく変わる拍子に、リフにとなんかとんでもねーことやってると漠然としかわからないレベル(←表現が低レベルすぎるw 7分過ぎあたりからのソロタイムは「6DOIT」の「The Great Debate」的で、かと思ったら「MP2」の「Home」のような複雑怪奇なエスニックスケール(アラビックスケール?)の16分ユニゾンがきたりといよいよ持って各楽器陣の本領発揮! ギターソロもシンセリードによるソロもここでは本能の赴くままつくったような、でもそれでいて印象的なメロディであったりと11分という長さを感じさせない最初から最後まで聴き所だらけの神曲でした。 6.「Outcry」 なんと言ったらいいんだろう、、、、置いてけぼりにされる曲ってのは久々かもしれないw 序盤のスロウでデジタルビートも使ったパートにおけるラブたんのかっこいい歌メロ~サビの眉毛がハの字になりそうなメロウな歌メロとラブたんの独壇場か!?と思いきや、5分手前から始まる各パートのソロタイムが全てを印象付けてしまった感w タイトルの「Outcry(絶叫)」はこのソロパートを示してんじゃねーのか!?w 拍子の解読なんて不可能、「This Dying Soul」を彷彿とさせるような高速ユニゾン、ジョーダンの本気を垣間見たような音色チェンジを駆使した超絶技巧フレーズの数々、そしてKing Crimsonを彷彿とさせるようなメロディが破綻寸前の緊張感が凄まじいインプロ的なフレーズ(マイアングのソロも久々に!)、そこからぺトのエモーショナルなソロ、そして「Beyond This Life」で聴けるようなフランク・ザッパ的な展開から物静かで叙情的な歌メロに繋げる展開、、、 なんかもう書いててわからなくなってきたわ、、w とにかく神曲ということで!(えー 7.「Far From Heaven」 ピアノとストリングス、そしてラブたんのヴォーカルのみによる小曲。 ブレスまでしっかり意識した歌メロの流麗な流れが素晴らしい! やっぱラブたん上手いよなぁ~、、、ファルセットとかシャウトもカッコいいけど、こうやって切々と歌い上げる系のバラードは眉毛がハの字になりそうで好きなんですよなぁw ピアノと弦のタッチが伝わってくる音量バランスも見事。ここまでバラードらしいバラードも久しぶりだったかも? 8.「Breaking All Illusions」 新生DreamTheaterを体現した神曲中の神曲!超絶神曲!(←なんだそれ イントロからしてもう体中の毛穴が開いて、何か出そうになるくらいのテンションになるんですがっ!( ゚∀゚)o彡゜ なんといってもマイアングが作詞・作曲に大きく関わったという点で近作にないものを期待してしまうんですが、マイアングに限らず、メンバー全員の個性が全て凝縮されている曲といっても過言ではありませんな。 70年代~90年代(自らのバンドも含む)までのプログレッシブロックのエッセンスを今の成熟したメンバーによる手でまとめたエピカルなプログレッシブロックだと思います。 特にソロに入ってからの展開は大きく3つに分かれているように感じる。 序盤はYES→ELP→マリリオンを彷彿とさせ、中盤の高速ユニゾンプレイや、7分過ぎからのジャジーなパートにおけるぺトの構築美とインスピレーションに富んだメロディアスなソロは自らのルーツと過去のプログレの融合っぽくて面白い! そして終盤のまさにこれぞDreamTheater節ともいえる変則リフとぺトとジョーダンの掛け合いはこれからもいい意味で変わらない部分のDTを聴いたようでいわば安心すら感じたな。 / ̄ ̄\ / ノ \ \ | (●)(●) |<検索してたどり着いたひとに | u.(__人__) .| 残念な思いをさせるからやめなさい! r、 | ` ⌒´ .| ,.く\\r、 ヽ ノ \\\ヽ} ヽ / rヽ ` ヽ / ァ'´ヽ スパァン └'`{ . \.| / i ヽ、._ ヽ、_,r' \、从人,/ 、 、 `ヽ、 /ゝ ゙ ; '; て \丶、 `'ー'´ /'⌒Y ̄`\ 丶、ー / ─ ─ \ <次にもしBlogやるとしたらURL / (●)(●) \ は「Breaking All Illusion」だな! | (__人__) | >  ̄` < / ー‐ \ / 、 ,.-―、 | | | / 、 ヽ | | ,ヽ. / 人 !i l |..、-―´⌒. | _____|_\ /_|::rYロ::| ___/___ `ー´ .|::`^゙´:|  ̄ ̄ ⊂ニ⊃ 「dance of Eternity」で検索してきて来られた人、、アニメや変態記事しかなくてごめんね!(ニコッ いやーもう全てが神、、言葉にすることがこれ以外に思い浮かばなくてレビュアーとしての力のなさを情けなく思うばかり、、、とりあえず聴けや!(←ひどい 9.「Beneath The Surface」 DTのアルバム史上、もっとも聴いた後の余韻が素晴らしい優しい曲。 Liquid Tension Experiment「2」の「hourglass」っぽいかなぁ。 DT版エンヤとでもいうべき癒しに満ちた壮大な曲ですな。 前の曲で魂が抜けた僕を再びこの世に呼び戻してくれたラブたんに感謝(えー いやー毎回神神いってますが、今回もたいがいに神でした、、。 初期の「Image And Words」にダーク路線の薄い「FII」「6DOIT」「MP2」「Octavarium」のエッセンスを現在のメンバーで昇華したような、新たなDremaTheaterとしての第一歩はファンを振り向かせるに十分な説得力を持ったアルバムだったと思います。 暗闇に(ダーク路線)視界を遮られつつあった行く手は、今まさに今回のアルバムジャケットのように視界は開け、さらにまだ上を目指していくように暗示しているような気がします。 停滞しても誰にもたどり着けない領域にいましたが、このアルバムでさらに次のステップに進みこの世のプログレッシブロックバンドに新たな頂点を提示しつつ、あくまでこれは通過点として次のアルバムはさらに高みを目指していくでしょうな。 それには今回はバンドプレイに徹していたマイク・マンジーニのソングラインティグ面での貢献が鍵になりそう。 あとは互いの個性を引き出すような曲作りで新たな一面を見せて欲しいな。 そういった力量を見せ付けるならばやはり期待してしまうのはコンセプトアルバムか。 演奏力・構成力・大作志向、、プログレ好きにはたまらないストーリーアルバムをこのメンバーでいずれは聴いてみたいですが、とりあえず今はこの新譜を何度も聴いて来日を待ちたいところですね。 採点は、、94点!!(100点満点中) / ̄ ̄ ̄\ <あれ?絶賛してるわりには前作の「BC&SL」より低いね? / _ノ ヽ (( | ( ●) | ____ | (__人). / \ | ⌒ノ. / ─ ─\ ヽ } / (● ) (● )\ _ > } | (__人__) |  ̄ ̄` 、__ノ \ ` ⌒´ /  ̄`'‐- 、 > ー‐ < ヽ / / ̄彡ミヽ、 V ヽ / / ヽ ヽ ヽ Y / | | 入 ヽ ノ ヽ ノ / ̄ ̄ ̄\ <複雑だな、おい。 / _ノ ヽ | ( ○) | ____ | U (__人). / \ <ここであまり点数良くしすぎたら | |r┬|. / ─ ─\ 次以降のアルバムでそれ以上の点数 ヽ `ー'} / (●) (●)\ が付けにくいからね。 _ > } | (__人__) |  ̄ ̄` 、__ノ \ ` ⌒´ / 内容的には前作より好きだぜ。  ̄`'‐- 、 > ー‐ < ヽ / / ̄彡ミヽ、 V ヽ / / ヽ ヽ ヽ Y / | | 入 ヽ ノ ヽ ノ 一応フォローしておけば前作はダーク路線の集大成としての完成度は素晴らしかったと思います。 / ̄ ̄\ <おまえそれ毎回言ってるぞ、、。 / \ ____ |::::: | / \ . |::::::::::: | / ::::\:::::/::::: \ |:::::::::::::: u |/ <●>::::::<●> \ <いずれ全作品点数つけなおして . |:::::::::::::: } | (__人__) | レビューしないとな。 . ヽ:::::::::::::: } \ ` ⌒´ _/ ヽ:::::::::: ノ | \ /:::::::::::: く | | | | -―――――|:::::::::::::::: \-―┴┴―――――┴┴―― ![]() ![]() ![]() ちなみにあんまり音がいいんでアナログ盤も購入したった。レコード盤ないけど(えー とりあえず友人の家に持っていって聴いてみましたが、それなりの音響だったのでそこまで違いはわかりませんでしたw いずれいい音響を整えて聴いてみたいものです、、。 尼の輸入版だったらこんな神盤が1300円もしないで手に入るんですから、絶対iTuneとかのデータのクソ音質は買わないように! 初回特典のDVDは例のドラマーオーディションに字幕ついてます。 Youtubeじゃ何言ってるのかよくわからなかったので非常に助かりました(←バカ 長々と書いておいて中身が薄くて申し訳ありませんでした、、。 ____ /,.# \ | | | | / ,─、 ,─,,.\ | | | | / 。(,;━.) , . (,━;).,,\ | | | | ,{ ".、(,__人_,,), ,〉 | | | | /⌒ヽ 、 )┃⌒,i!゙( ,ノヽ、 | | | | ./ :::.. `丶 _ ー‐ ._ ´ .、 \ | , | | | / /、::..  ̄`´ ̄ ,/ヽ_ ヽ |ノ 、| .| 、| __( ⌒ー―ィ⌒ヽ、 ;, ;,/⌒`ー'⌒ ,) ノ_____,ゝソ___ゝ ━━━`ー──-ゝィソノー─―ヾy_ノー─" _ノ゙ ̄⌒^⌒} .{ ⌒^⌒} 'ニ===⊂⊃=} {=⊂⊃=} なんか文章だけで3時間半も書いたの久しぶりだったわ、、w お付き合いいただきありがとうございました\(^O^)/
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[レヴュー乙です!]
dance of eternityでぴんと来てここの記事読むようになりましたw
今作は…。ほんと自分が言いたいことほとんど記事に書いてあったので書くことないですけどw 一言言わせてもらえばBAIのクレジット見たとき泣きそうになったw曲聴いてさらに目頭が熱くなったなw ほんとRR移籍後のダーク路線はなんだったのか(これはこれですきでしたけど…ね) 次作はマンジーニの作曲センスといままでのケミストリーとどう融合するのか、見ものですね
2011-10-01 Sat 20:29 | URL | ヘタレオン #gyL76x7M[ 内容変更]
>ヘタレオンさん
ホントすいませんすいません(;´Д`)アニメ記事ばっかりですいませんすいません(;´Д`) まだ書きたりないくらいなんですが(えー BALは早くライブで聴いてみたいですね。 ダーク路線は正直「Systematic Chaos」のまま進んでいったら心が離れるところでした。でも「BC&SL」での練られた展開と大作志向に集大成を見た気がして引き止められましたね。 マンジーニがどんな曲を書くのか興味ありますねー。 作曲理論とかも遜色なく理解してそうですから、もうdance of Eternityを越える変態インストを1曲期待したいですね!w 毎回神とかほめすぎでしょ。このバンドでも、くだらないアルバムは出てます。不覚にも、リリース後、Portnoy脱退知らずに聞いた今作ですが、はっきりいって不思議と繰り返して聞こうと思う曲ほぼなかったです。昔から好きな人は、聞く必要ないでしょう。
2011-11-19 Sat 19:24 | URL | kami? #-[ 内容変更]
>kami?さん
自分にとっては神様のような存在ですからね。演奏している姿は神そのもので、アルバムは聖典みたいなもんです。信者ですからw それに神神いってますけど過去作のレビューでは割ときつめに批評してますので。 アルバムごとのカラーを楽しめる稀有なバンドだと思いますよ。 まぁポートノイ脱退を知らなかった時点でもうファンでもなんでもないんでしょう。 |
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