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DreamTheater「Systematic Chaos」レビュー
DVD特典Ver

6月6日に発売となったプログレッシブハードロック/メタルバンド、DreamTheaterの通算9作目となるフルアルバム「Systematic Chaos」

管理人はこのバンドの狂信者といっていいほど好きなわけでして(ブログのタイトルも彼らの5作目にして神盤「MetropolisPart2:Scenes From A Memory」から来ています)

前評判では7作目の「Train of Thought」路線とありましたが果たしてその全貌は?

タイトルどおりの「計算されつくした混沌」が渦巻く名盤!!

主にジョーダン=ルーデスが加入して以降のヘヴィサイドの路線をより洗練した形に作り上げた楽曲が立ち並ぶまさにTrainOfThought路線の延長線上にある作品ですね。

およそ10回ほどは通して聴きましたが、やはり聴き込むごとに展開にノっていける面白さというものが毎回あるから楽しいな~。たいてい1回目は(゚д゚)ポカーンと聴くだけで置いてけぼりだもんw

というわけで早速1曲目から順にレビューしていきます^^

1曲目「In The Presence of Enemies Part1」のオープニングイントロでやられましたよ。まるでアノDanceofEternityを彷彿とさせるかのようなリフでのっけからのインパクトが大きくワクワクが止まりません。1曲目と最後の8曲目に9分と16分に分けられた組曲形式のこの大作は、DreamTheaterの得意とする静と動のコントラストが映える展開にただただ身を任せるのみ。
インスト群の壮絶なバトルも序盤から火花を散らし、曲終盤の「ThisDyingSoul」よりも難解なフレーズでユニゾンするところにはマジ失禁

2曲目「Forsaken」は、前作Octavariumの「The Answer Lies Within」をよりドラマティックにしたかのような神曲。個人的にImageAndWordsの「Another Day」と並ぶほどのパワーバラードだと思いました。印象的で神秘的なピアノイントロから始まり、静かな導入部、徐々にサビに向けての盛り上がりを見せて、なだれ込むようなメロウなギターメロからサビに繋がる展開にはアヘ顔で昇天(´д`)ハフゥー、ラブリエの情感溢れるVoはこっちも顔の横で手を握りたくなる(ラブリエの癖w)。ソロパートも完璧で最後の最後まで隙の無い神曲です^^

3曲目「Constant Motion」は、メタリカのグルーヴとTriviumのマシンガンのようなドラムやギターリフがが混ざったかのような神曲。時折見せる変病死満載のところとかがドリムシにしか成しえない味でやはり違う。そしてこの曲の一番のハイライトはなんと言ってもジョン=ペトルーシによるギターソロでしょう!もうね、この曲の、このギターソロのためだけにアレだけ体をマッチョにしたんではないかというほど力でねじ伏せるかのようなソロが聴けます。マジ最初聴いたときは友人と顔をあわせて笑ってしまったほどw「おかしゃーってwww!!」
そのあとに続くジョーダン=ルーデスのソロも相当キテます。特に疾走するところでのもう何やってんのか理解不能なフレーズはライブでの再現は、、、やっぱり簡単にやってしまうんだろうなw

4曲目「The Dark Eternal Night」こそがこの「Systematic Choas」を体現する神曲であると断言。TrainOfThought路線をさらに混沌とさせたインストパートの展開はかのKING CRIMSONかの如きパワーを感じさせるし、それらを完璧に制御して曲の展開を破綻させないその高度な作曲理論には脱糞するしかないでしょ。ジョーダンのちょっと古い時代を思い起こさせるかのようなエフェクト処理のピアノや、メカニカルなフレーズ、曰くロックなサウンドのオルガンによる不協和音寸前のバッキングなどKey奏者には面白い音色がたくさん。9分以上の長さを感じさせません!

ここまで来てもうこれはTrainOfThought越えただろ!ともう先走り汁が出まくって突入した5曲目「Repentance

DreamTheater史上、個人的には初の駄曲!

というのが1回目聴いたときの印象でした。この曲は6DOITアルバム時代から続いているアルコール依存症を克服するための12のステップと名打たれた組曲「GlassPrison」ToTアルバムの「ThisDyingSoul」Octavariumの「TheRootsOfAllEvil」の続編で今回は8,9ステップ目を現しているらしいけど、今までのヘヴィでダークな印象は受け継ぎつつも、非常に静かな展開でかなり退屈です。ライナーノーツにも買いてあったけどピンクフロイド+OPETHといったような表現がぴったり。特にギターリフや音作りはまんまOPETH。どうにも懺悔について歌っているらしく、後半から入ってくる様々な有名人たち(スティーヴ=ヴァイとか!)の懺悔のナレーションが入りまくり。
DreamTheaterのことだから聴きこめばどこか面白いところはあるはず!とがんばってみましたが現時点ではそういうところは無し。ただ改めて聴き返してみると、ギターソロが終る5分くらいのところまではかなりいいんですよ。ただ、そっからの懺悔ナレーションと延々続くコーラス、起伏の無い展開とメロディであと5分意味も無く引っ張っているのがこの曲を駄曲たらしめる理由ではないでしょうか?
冒頭の歌メロやリフのまんまThisDyingSoulにはさすがにネタ切れか?と思ってしまった^^;(今まではかなり自然に前作の曲のリフやメロディを取り入れてたのにここまで何の工夫もない導入には苦笑するしかなかった)

そんないきなりぶった切られた流れの中始まる6曲目「Prophets Of War」はこれまたあまり第1印象がよくなかった。いわゆるOctavariumアルバムの「NeverEnough」のような、マイキーが最近影響を受けまくっているというイギリスのバンドMUSEっぽいメロディや展開、リフが満載。序盤のジョーダンによるトランスっぽいシンセリフとか「えー」って疑問に思ったし、ピアノのバッキングや音使いもまんまMUSE、ラブリエの歌い方も若干裏声をつかったかのようなMUSEっぽいとなんかパクリみたいな曲といいたいところだけど、中盤からの展開はドリムシっぽく、何度か聴いていると結構気に入ってきたw最初のマイキーの4つ打ち16ビートを聴いたときはどうなることやらと思ったよw
あとサビあたりの掛け声はダサすぎる^^;

ビタッと切れるように終って続く7曲目「The Ministry of Lost Souls」はもろド演歌
なんでいきなりクライマックスかのような盛り上がりを見せるオーケストラで始まるのかが謎過ぎるwこの最初のイントロ中に演歌でよくある語りが入って、静かになったところで「それでは歌っていただきましょう、ジェイムス=ラブリエでTheMinistryOfLostSoulsです!」とか言われても違和感なさそうww
もうちょっと展開を踏まえたうえでこの冒頭のオケ全開なメロディを導入すればよかったのになー。
メインとなるメロディを反復して聞かせる展開とかちょっとドリムシにしては安直すぎるかな?と思ったり注文点は多いけど、中盤からのインストはまたも超絶技巧の嵐。ただメロディアスなところは少なく印象に残るようなメロディはあまり感じられなかったかな。あとはこの曲もちょっと長すぎる。特にアウトロ長すぎ。ペトルーシのギターソロもあまり印象的なメロディはないし、だらだらと反復しすぎだな。マイケル=シェンカーのInto The Arenaだったと思うけど、あのフェイドアウトしていく中での壮絶なまでのギターソロとか「もっと聴かせてー!!」と思えるフェイドアウトのエンディングってホント少ないな。

そして1曲目からの続きとなるラスト「In the Presence of Enemies Part2」は、1曲目の流れから不穏な空気に包まれたまま再開、徐々に曲にも厚みが加わり、1回目のサビを終えた6分過ぎあたりからは勢いも加わり、2度目のサビが終ってから9分過ぎからはお待ちかねのインストバトル!様々な音色を使い分けるジョーダンにキチガイじみた速弾きのペトルーシ、12分過ぎてからのPart1への自然なつながりを見せる展開は流石といったところ。ラストの盛り上がりもライブでは最高潮間違い無しだろうな。
ただこの曲、歌詞に大問題がwいくらなんでも「ダークマスター」は無いだろ、、ペトルーシさん(´д`)こういう歌詞はRahpsodyあたりに任せておけばいいんだよwファンタジーな歌詞とかDreamTheaterには必要なし!次回作のカバーにはドラゴンとか出てこないだろうなw


とまぁざっと読み返しても、気に入らないところがある曲の方が必然的に書く量が多いですねwドリムシの神曲って言葉表すの難しいんだもん(゚д゚)しいて言うなら脱糞とか失禁とか昇天といった類の表現しかできない

メンバー個人でいうなら今回はペトルーシの活躍が目立った。難解すぎるフレーズを弾きすぎ。しいて言うならForsakenのようなメロウで泣きが入ったギターソロを持った堪能したかった。「TheMinistry~」のソロはあまりにも単音過ぎてちょっと心の琴線までは響かなかった。
あとあなたはもう歌詞を書かないでくださいwその歳になってなんでいきなりファンタジーの歌詞世界に開眼するかなー。ダークマスターってww

次にジョーダン。意外と影が薄そうに見えますが、かなりしっかりとバンドの土台を支えていますね。ギタリストがもう一人いるような感じ。ヘヴィ路線に進んだ場合犠牲になりやすいKeyboradですが、この人には関係なし。
シンセリードの音の豊富さも面白かった。MP2時代によく使っていたと思わしきKarzwellのシンセリードのようなものもあれば、最新のアナログシンセ「MoogVayage」の多彩で、丸みのある暖かなシンセリードで楽曲に表情を持たせたり。他のクラビやらメロトロンのような音色など割とジョーダン=ルーデスの近作のソロアルバムのような音作りが中心でした。鍵盤奏者にとっては毎回の楽しみですね^^欲をいうなればもっと緊張感溢れ、メロディアスなLiquidTensionExperimentのようなピアノをもっと聴きたいですよ。

ラブリエは他バンドからの影響を受けたような曲では歌い方まで似せているように感じるからそれは止めて欲しいとオモタ。最後の曲の歌い方とかもろOpethのVoの歌い方そっくり。個人的にラブリエの真骨頂はForsakenのような胸を締め付けるような歌メロだと思う(SpiritsCariiesOnやLosingTimeなどなど)。最近はConstantMotionのようなシャウト系もだいぶ板についてはきたけどね。

マイアングは最近結構地味だなと思うけど、実際ライブ弾いている姿をみてえらいこっちゃな動きをしているのを見て改めて凄いと感じるのでCDじゃ判別しづらいな。(6DOITあたりまでは理解不能なほど音数多かったんだけどね)

マイキーは、、、歌にでしゃばりすぎwDrums&Vocalってクレジット入っているの見たときはちょっとイラッってなったよ。
相変わらずの変態リズムは健在だけども、大作曲でよくあるエンディングでのフィルインの嵐にはちょっとネタ切れ感が漂っているかな。

というわけで簡単に(?)感想などつらつらと書いてみましたけども採点のほうはというと、、

89点(/100点満点中)!!

で。4曲目まではTrainOfThoughtを越えると思って96,7点くらいつけようと思ったんですが、5,6曲目あたりの失速っぷりで大きく減点といったところです。まぁ毎回神盤扱いなので点数はドリムシに関してはあまり関係なし!(゚д゚)

ていうかライブで化ける曲も多いので(TrainOfThoughtは典型的なライブ向けで、評価が跳ね上がった)まだまだ聴き込まないとですね。

初回特典にDVDがついてきていますがむしろこっちが本命といってもいいくらいの内容です。
全曲のメイキング映像が90分ありますが、非常に面白い。特にジョーダンの音作りや打ち合わせなどは興味津々で見てました。ラブたんがやっぱり笑いものにされているっぽいのはちょっと(´・ω・`)カワイソス
90分もあるのにマイアングが一言も発しなかったり。でもどの曲かの映像で最後にミスってしまい、椅子から転げ落ちてorzになるマイアングタソには萌えた(´д`)ハァハァ

そしてもうひとつの目玉、全曲5.1chミックス音源。
これがヤバイ。CDでは聴こえにくいKeyboardの音や、ベース、はたまたコーラスの声までがすべてはっきりと分離しており、ブックレット内にみられる360度に広がるスタジオ内をそのまま再現したかのような定位の動きなどは曲のクオリティをさらに高めていますね。Prophets Of Warもやたらいい曲に聴こえるw(Repentanceはやっぱり後半がカスだけど)いうなればライブ感が強いのでメンバーのエネルギーがダイレクトに伝わってくる感じ。

こっちで採点するなら92点まであげてもいいかな。これは絶対聴いて欲しいなー。

じゃこれにて今回のアルバムのレビュー、感想は糸冬。評価はまた変わると思うからさらっと見てはいよ^^

ライブは1月あたりが有力とのこと。前回は布教した友人たちのほうがライブにいけて、自分は仕事でいけずに血涙を流したので、次回こそは一緒に行く予定。地元までとは無理言わないからせめて福岡まで降臨してください!!w


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この記事のコメント
後半は上のレビューに共感できるところありますね。

でもさすがDT,腐っても鯛でしょう。恐らくライヴで化けるんでしょうね。

そして観客の顔は
(゚д゚) とか(´д`)とか、、、

今作は、今後また大きく変わってゆくDTヒストリーにおいて転換期、過渡期になるアルバムではないかと予測しています。結構、今までの集大成っぽい感じがしますから。

DVD楽しかったですね。でも、マイキーとラブリエ氏の間には完全に上下関係が出来ているような、、、そして周囲は何も言わず、、、

顔の横で手を握って、ラブリエを応援しましょう!!!
2007-06-18 Mon 12:50 | URL | チャーリー432 #LbYl9WXI[ 内容変更]
[]
>チャーリー432さん
 コメント遅れて申し訳ないです^^;

DTはライブで手数増えるわテンポも速くなるしでノリも全然変わってきますからね~。5曲目の後半の懺悔スピークをどうするのか、、。6,7曲目は普通にライブで化けそうな雰囲気はありますね。NeverEnoughも良かったし。とにかくライブが終るまでアルバムの総評はできませんね^^

MP2以前までの作りこんでからスタジオで録音というのを今のメンバーでもやってみて欲しいかなとも思います。(MP2からLTEの作曲過程(ジャム中心)を取り入れたみたいなこと言ってたような)
このアルバムで確かにジョーダン加入後のスタイルを総括した気がしますね。だからこそ次の(気が早いけど)アルバムはまた新しい何かを期待せずにはいられません!

ラブリエタンの扱いがカワイソウですよね、、ジャイアンめ、、、。あのラブタンが高音を出すときにやる仕草はいいですね。なんか腹の底から力湧き出そうw

最近聴きこんでちょっとまた新しい発見をしたりしたので近いうちにちょこっと書きます^^
2007-06-20 Wed 07:28 | URL | SIZ #4LNop03k[ 内容変更]
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