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AMORPHIS 「Silent Water」
[AMORPHIS] Silent Water

幾千の湖面に浮かび上がる哀歌は月食の夜に見初められ、いま静かなる水へと帰す、、

フィンランドの英雄が産み落とす、史上最高の哀愁を湛えた大傑作。白夜を焦がすアグレッションとオーロラをも包み込むメランコリネスが綴る一大叙情詩に、慟哭がやまない、、(帯より)

先日発売となったフィンランド出身のメロディックデスメタルバンドAMORPHIS(アモルフィス)の新作!あまりの完成度に思わずレビュー!その内容は、、
全編を通して貫かれる北欧的な寂寞感を湛えたメランコリーと、デスメタル特有の暴虐性の融合が見事な傑作!!

いや、むしろデスメタル色っていうのは皆無なんですが、その唯一のデスメタル色であるデス声がいいアクセントになってて、曲の展開をよりドラマティックにしているんですよ~。

もともとこのバンドは真性のデスメタルバンドとしてスタートしたんですが、2ndAlbum「Tales From The Thousand Lakes」で劇的にメロディを導入して、InFlames、DarkTranquillityらとならんでメロディックデスメタルの黎明期を作り、3rdAlbum「ELEGY」でAMORPHISの特徴である地元の伝承・叙情詩を元に書かれたメランコリーな曲というメロデスとは一線を画したスタイルが確立されました。
しかし4th~6thAlbumでは方向性がゴシックメタルに傾倒して、叙情性やメロディの質が減退、ファンからも見放されかけた中発表された7th「ECLIPSE」で「ELEGY」以前のメロディと、それ以上のアグレッシブさを備えて復活!世界で信頼を取り戻しました。

で、今回の8th「SilentWaters」は「ECLIPSE」を遥かに越えるメランコリネス、アグレッションとまさに帯に書いてある通り!

1曲1曲がというよりも、全編を通しての構成・展開が見事の一言!
彼らがことさら曲のテーマとして取り上げる、フィンランドの伝承を集めた叙情詩「カレワラ」を元に具象化された曲の数々。太陽と月、「カレワラ」のクライマックスはこの太陽と月の開放の物語で白夜と漆黒という相対する世界をメランコリネスとヘヴィネスで再現していてその対比が曲のダイナミズムを飛躍的に伸ばしている。

アルバムのアートワークも素晴らしい!プログレッシブデスメタルバンドOPETHのアートワークなどを手がけたとされるトラヴィス=スミスが描く、今作9曲目に収録の「The White Swan」の世界観を見事に再現している。

音楽のスタイルはデスメタルからは完全に遠ざかってはいるけど、あくまでメタル。ヴォーカルに若干デス声が残るもののそれは曲を表現する上で必要な「演出」であって特に気にならない。デス声によるグロウルという勇壮な演出の対比として使われるクリーンヴォイスによるヴォーカルパートのコントラストが素晴らしく、涙が出そうになるほど美しい。女性コーラスパートも加わっての展開とか鳥肌が立つ!
キーボードが非常に良い仕事をしているとも思う。曲の空間的な広がりを感じさせる音色使い、ピアノが奏でる悲哀のメロディ、、センス良すぎ。
ギターもこれでもかと鼻をつくような、胸をかきむしるような絶望と悲しみのメロディを奏でる。

曲単位による説明は不要というか、全編捨て曲なし!1枚の作品としてのトータルコンセプト的な完成度は非常に高く、なんのよどみもなく1枚を聴きとおせてしまうくらい展開がスムーズ。
あえていうなれば1~5曲目までのたぎりっぷりと泣きっぷりは史上に残る展開だと思う。
物語とは関係ないけど曲のイメージとしては「絶望的な状況でも悲壮な決意で立ち向かう慟哭のメタル」と以前に書いたとおり。
どの曲も映画のエンドロールに使えそうなくらいクライマックスの連続です。

採点は
91点/(100点満点)!!

まさに慟哭といえる悲哀に満ちた泣きのメロディが全編を支配するこの作品は、メタル好きならずともオヌヌメ!

■Amorphis - Silent Waters

3曲目でアルバムタイトル曲。



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