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【オヌヌメ】『うさぎドロップ』(宇仁田ゆみ) 1~3巻 レビュー
[宇仁田ゆみ] うさぎドロップ1-3

ある日突然娘が出来たら?

30歳独身(女・子供嫌い)が6歳の女の子を育てるなごみ系ちぐはぐLIFE
これはホントに見守ってあげたくなるような、優しい気持ちにさせられる漫画ですねヽ(´ー`)ノ

簡単なあらすじはこんな感じ。
ある日、主人公「大吉」は祖父の訃報を聞いて実家に戻ったら
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見知らぬ女の子がいた。何もしゃべらず、無表情で、だけど大吉のあとについてくるこの女の子は、祖父(享年73歳)の隠し子だったw名前は「りん」。あれ?なんかどっかのエロ小学生とおんなじ名前だなw

無表情なりんも祖父(りんにとってはお父さん)がもう起きないということをしって泣き崩れたりといろいろあって式も終ったあと、このりんの処遇について親戚が話始める。大吉は自分の母親に「引き取れないの?」と聞くと
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大吉「(゚д゚)アレ・・?」
母親の思わぬ反応、、
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そして親戚たちのりん自身の現実を考えていない話し合いに嫌気をさし、

大吉「りんはあんたら思っているよりも頭もカンもいい。少なくともあんたらよりちゃんとした大人に育つよ。」「こんなろくでもねーとこ、子どもがいるところじゃねーぞ。」
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大吉「おれんち、来るかぁ?」
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といった感じで物語は幕をあけるわけです。
このシーン好きだわぁヽ(´ー`)ノ

さっそく、奇妙な同居生活がスタートするわけですが、女・子どもが嫌いな大吉にとってはどっちの条件も満たすりんは天敵(?)なわけでw
さらに保育園への手配やら、送り迎えやらで
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大吉「これじゃふたりとももたん!」

となり大吉は残業のない部署への異動を申し出るんですが、この決断に大吉の責任感の強さ、女・こどもは嫌いといいつつもりんのために一生懸命になれるひたむきさが父親としての資格を十分もっているなと思って大吉が今後悩むたびに応援したくなる気持ちが沸き起こってきます。

そして今作の一番の魅力でもあるりんの成長ぶり。大吉の家へ来たときはまだまだ無口で感情を表に出さないんですが、次第に大吉を信頼し(もともと祖父、りんの父親に見違えるほど似ているらしいから懐くのは早かった)、明るい表情を見せ始めてくるところがもうね可愛くってしょうがないんですよ!(´д`)ハフゥー

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りん「これは汗!」
おねしょしてしまい言い訳するりん。ダイナミックな汗だなぁw

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いつも伸びっぱなしの髪の毛を大吉にまとめてもらってご満悦なりん。今後、大吉はりん専属ヘアメイクとして腕を上げるのでしたw

こんな風にどんどん本来の明るさを取り戻していくりんですが、でもまだ6歳の女の子。実際には父親(祖父)が死んだという事実、取り残されてしまった事実、目の当たりにした死という現実につぶされそうになっていたわけで、、、
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そんなりんを見て大吉は同じくらいの歳の子どもを持つ従妹に相談すると
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大吉「なんつーか、子どもってもっとわけわからん生き物と思ってたよ。けど言葉を選んで丁寧に話せば案外なんでも伝わるし、そんで結構ムツカシーこと考えてるんだなって

従妹「たしかにそうかも。そのことを深く、詳しく説明する言葉をまだ持っていないだけで心の中ではもう随分複雑なこと考えているんだよね。」

だからこそこういう時期の子どもへのしつけや褒めることって大事なんだなと納得できますよね。子どもほったらかしなカス親は大吉たち見習えってんだ!(゚д゚)ポルァ!

そんな二人に関わってくる回りの人物もよき理解者であり、生きていくうえで大吉たちをいろんな面から支えているように見えます。
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りんの保育園時代からの親友、「こうき」。りんが保育園でお母さんはいないの?と問い詰められるシーンで、「おれだってとーちゃんいない!」とりんの手を引いていったりと結構頼もしい存在。

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ある日、大吉の家でシーメーを食べることになったこうきに、大吉が「おかあさん好きか?」と聞かれて
こうき「ま、ガミガミおばさんだけどな。」
と、ただ一言。あまりかまってもらえないし、怒られてばっかりだけどそれでもちゃんと育ててくれるお母さんには感謝してるんだろうな。大吉が家族それぞれの幸せの形を知ることになるエピソードは秀逸です。

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小学校に進学したりんとこうき。ある写生の時間での一こま。どうもこうきは小学校にはいってからは、今まで以上にやんちゃになって授業中も他の男子生徒とふざけあっているんだけど、見かねたりんが一言。

りん「(他の男の子たちに)釣られちゃだめ!」

こうき「、、(゚д゚)ウン・・。」

すでに尻に敷かれていますなwりんは周りの女子にあの暴れん坊こうきを手なづけているということに一目を置かれる存在にw
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衝撃の登場!!こうきのお母さん!!(漫画内ではこうきママとしか書かれていないw)
大吉も、りんも、こうきからは想像できない美人なお母さんにオロオロwたまたま大吉と保育園のお迎えの時間が重なったときに出会う。

お母さんのセリフ「お父さんがこんなに育児に協力的でうらやましいです。」から読み取るに、どうやらこうきの育児をめぐって父親とは離婚したみたい?

女手1人でこうきを育てるママさんに大吉も共感するところが多いみたい。大吉の家に夕食に御呼ばれしたときの一こま↓
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こうきママ「コウキのあんな顔が見られるなんて、、会社では嫌な顔されちゃったけど思い切って半休とってよかった」

表面上、がみがみおばさんで嫌がられながらも(笑)家族としての繋がりが強く感じられるシーン。
この人も1人で育ててきて、これまでどんなことを乗り越えてきたかわからないけど確かに感じられる「家族の安心」を見ました。

あとは今後大吉と恋愛関係に発展するのか?注目ですw

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大吉母。祖父が亡くなった際の葬式では「無理に決まってるじゃない!」と思いっきり拒否していたのですが、大吉がりんを引き取って一時してから実家に連れて行った時、このりんの一言から得たいのしれない子ども(祖父、要するに大吉母のお父さんの娘だから戸籍上りんは妹になるw)からに一気にランクうp!

りん「まだおばあちゃんなんて歳じゃないよー。」
大吉母「まぁ!なんていい子なんでしょ!!(゚∀゚)」


単純ww

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もうそれからはりんへの溺愛っぷりが加速しまくりw大吉の妹「カズミ」に作ってやった手編みの服をお下がりで着せ替えたりでりんも嬉しそう^^

そして次第に大吉以外の(といっても大吉の家族だけど)人にもだんだん心が許せるようになってきたのか、表情も明るくなってきた。

数日の滞在後、来たときの無口、無表情はなくなり、名残惜しむように
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りん「また来てもいい?」

改めて家族の仲間入りをしたりんなのでしたヽ(´ー`)ノ

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そしてこの「うさぎドロップ」の核となるキャラ、りんの実の母「吉井正子」
大吉の祖父の家のお手伝いさんで、祖父が73歳の時に妊娠。しかしりんはこの正子をしらないという。

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なんと職業柄(漫画家)育てるのと両立は無理!大きな仕事が入った矢先の妊娠だったからその時からりんは娘ではないと思い、途中で育児放棄したとか!?なんてDQNな親なんだ!!(゚ω゚#)ピキピキ

でもりんを見るその目は母親のそれで、大吉に言われて陰から大きくなったりんをみて
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りんと大吉の関係が祖父(宗一)とりんの距離感(ベタベタでもなく突き放すでもなく)にそっくりなところに驚く。そしてちゃんと元気に、楽しそうにしているりんを見て安心するのでした。結局、自分のおなかを痛めて産んだ子どもだから可愛くないはずはないんでしょうね。

この正子とりんの対面が今後の鍵となりそうです。

とまぁ主な登場人物はこれくらいです。

とにかく育児の大変さ、1人で育てる大変さというものがひしひしと伝わってきて、何か一つ問題があるごとに大吉を応援したくてたまらなくなるんですよ!

そしてその問題が解決するたび、家族っていいな!って優しい気持ちになれる、そんな癒しを得られる良作だと思います。

↓中でも好きなシーンを抜粋
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りんが小学生に上がる前になんだか大吉を避けるようになってきた。一緒に寝たり、膝元に座って一緒に本を読んだり。なんで?と大吉が聞くと

「小学生になるんだから!」

とお姉さんとしての自覚をもってくるんです。りんって年齢以上の精神的に大人びたところがあるから、甘えることをいかんと思ったのでしょうね。

でも大吉は

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大吉「べつにだっこなんていつまででもしてやるよ」

大吉はこれからもずっとりんを見ていてくれるっていう意味にもとれる言葉にりんは目を潤ませるシーン。

この前のエピソードで、りんは大吉の養子になることを拒んだのに、それでも父親以上の愛情を注ぐ大吉がかっこよすぎる!!りんは父親以上の存在に感じたかもしれないな。

こういった愛情の注ぎ方、とりわけ子どもとのふれあいってりんのような年齢の子どもには必要だし、そういったふれあいが大人になっても残るから大吉は「大人もだっこして欲しいときあるもん」といったのかな。

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これからもいろいろな困難が待ち受けているかもしれないけど、りんと大吉の回りにはだんだんと
人の輪が出来ていて、乗り越えていけると思います。

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育児というのは何かを犠牲にしてするもの、だけどそれでも良かったなと思えるように全力で子どもに接してあげることの大切さが作品全体に染み渡っていますね。

だから正子のこれまでとってきた行動(仕事優先)と大吉がこれからとる行動(育児優先、もち仕事もやるけど!)の対比が読者に与える感情をより大きくしそうです。

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りんのこんな表情がいつもあふれかえる日が来ることを楽しみにしつつ今後もこの作品を応援していきたいと思います^^


>>関連
■「温もり」を求める貴方へ、宇仁田ゆみ作品のススメ
■「うさぎドロップ」と「おたくの娘さん」から見る、ある日突然娘が出来た時の対処法(記事元:マンガがあればいーのだ。様)
他の宇仁田先生の作品も紹介されています。こりゃ買わねばっ!

「おたくの娘さん」は全く正反対な内容で、まさにダメ親の見本。オタとしてあるあるwな状況をこうもうまく現実的に取り入れられると物凄い嫌悪感がw
親がまだ子どもみたいなもんだからな~。でも3巻でだいぶ持ち直しましたよ?

■本当の親子じゃないからこその関係が良いです - うさぎドロップ(3)(記事元:真業魔伝書庫様)
考えてみれば「おたくの娘さん」は実の親子関係だった。だからこの「うさぎドロップ」の作品に近い存在といえば「こどものじかん」かもしれない。あっちはりんの親代わり(レイジ)が違う方面でヤバくなってきたからドキドキですねw


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この記事のコメント
 初めまして。
 ARIAの4話『その 明日を目指すものたちは…』の感想をググってココに辿り着き、この記事を読んでコメントします。

 個人的に、この作品に近いのは『こどものじかん』ではなく佐原 ミズさんの『マイガール』だと思うのです。血がつながっているいないを視点として考えるとミスリードしちゃうと思います。

 自分自身が親になったときに読み直すとまた違った読み方が出来る良作ですから、ずーっと持っておきましょうね。
2008-03-04 Tue 14:29 | URL | 通りすがりの狼。 #mQop/nM.[ 内容変更]
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