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【新刊】【百合】『マルスのキス』(岸虎次郎) レビュー
[岸虎次郎] マルスのキス

「彼女の純潔は、わたしが守る、、、。」

初めて本当の「恋」を教えてくれたのは、女友達だった。せつなく、美しい、女同士の純愛を描いた衝撃作。(帯より)

これは傑作でした。

※ネタバレ注意です
登場人物。
マルスのキス08

本作の主人公、由佳里。
大学生の軽薄そうな彼氏を持ち、何かとエロいことばかりやってて、クラスでも同じような軽い女友達とつるんだりしている、いわゆるギャル系な女の子。

[岸虎次郎] マルスのキス01

ヒロイン(?)、美希。
成績優秀、寡黙で目立たない女の子。

そんな全く相反する二人がクラスの席替えで隣同士になったところからお話始まります。
由佳里は、美希に対して悩みのないお嬢様、彼氏のいないガリ勉処女と見下していたんですが、ある日の放課後、ふと通った美術室の前で美希らしき人物の影を見て、こっそり中をのぞいてみると

マルスのキス02

マルスの石膏像とキスをする美希
そしてそれを見てしまいなぜかドキドキしてしまう由佳里。物音を立ててしまい、見ていたことがばれてしまい、次の日二人の間に気まずい雰囲気が流れる。美希は言いふらしていない由佳里に「ありがとう」といい一緒に帰ることに。

由佳里は美希といろいろ話すうちにまじめというイメージは変わりなかったけども、意外と普通の女の子で、エッチに興味を持ってたりと由佳里は親近感を持つようになる。何でマルスの石膏像にキスをしていたのかを聞くと
マルスのキス03

美希「あのね、、キスするときに眼鏡があたって邪魔にならないかを確かめたかったの、、。」
これをきっかけに美希とは常に話をするような仲に。クラスの他の誰も知らない美希の顔を見れる嬉しさももあるのか、男のこと、Hなこと、自分の経験などをとにかくしゃべって、美希の反応を楽しむ由佳里。
でもふと言われた一言に由佳里はハッとさせられる。

美希「結局デートってどういうことするの?」

由佳里は答えられない。だってカラオケとセックス以外は最近ほとんどしてないから。美希はデートに行くならディズニーシーに最初行きたいという。由佳里は彼氏とどこに行きたいのか、どう時間をすごしたいのかわからなくなっていた。

家では厳しい母親との喧嘩し、それを愚痴ろうと彼氏に電話しても相手にされず、息苦しい生活に嫌気が差していたときに美希にまたも気づかされる。

マルスのキス04

自分の手はマニキュアで塗られ、心は親との喧嘩で、体は大切にされているかもわからない彼氏に汚され、それでもそれが自分のしたかったことだと思っていけど、何もしていない(爪を綺麗にそろえていること以外)美希の手をみてどうして綺麗と思うのか。それは多分本当は自分がしたかったことなのかもしれないことを気づかされ、よりいっそう美希への思いは強まっていく。

美希の純潔もいずれは男によって汚されるかもしれない、そんな想像をしているうちに自分がそれを奪うことを考える由佳里。でもこんなに穢れた自分が美希の純潔を奪うなんてできないと葛藤していると美希に彼氏が出来たと言われつらくあったってしまう。

遠くいってしまったような美希への感情を整理する由佳里。美希の前では自分は心の底から笑っていられた。美希への思いは美希と付き合いたい、所有したいという感情ではない。そう思い仲直りをするのですが、、

マルスのキス07

美希の眼鏡の彼氏とのキスのための予行演習として自分と練習しようという由佳里。
自分の美希への好きという感情を伝えることが出来なくて、こういう形で満たされることを望んだ由佳里、そしてその由佳里に対する美希の好きという感情の本質が違っていて、これがまたこの上なく切ないんですよ。
ここからの数ページはあまりにも神々しくて作者の画力に圧倒されます。こんなにも美しい百合の感情を見せるキスシーンはなかなか見られません。

由佳里「いいの、、好きの意味が違っても、、。あたしはこれから美希に何があっても、、ずっとずっと美希のそばにいるんだから、、。」

好きだけど言葉にするといけない、ずっと秘めなければいけない思いという百合の本質的な距離感が実に素晴らしい作品でした。

いや~、、感想は最後の数行に集約されてしまいましたがw

マルスのキス09マルスのキス10
マルスのキス11マルスのキス12

各エピソードの扉絵が二人の距離感をあらわしていて興味深いですね。
他人→友達→大切な人→恋人
なんでも話せる相手を好きになっていくというこの感情の変化が実に自然。森永みるく先生の「GIRL FRIEND」に通じるものがありますね。

何気に最後の1枚の美希のスカートをまくっているのは由佳里のミニスカートをまねているんですかね?wかわいらしいですな^^

それにしても2月は個人的に百合分が多すぎて嬉しい悲鳴でしたよ。「マーメイドライン」、「ささめきこと」(この間買った)、そしてこの「マルスのキス」。特に今作品はノーマークだったので、読んだときの衝撃はかなり強かったです。
なんとか志村先生の「青い花」発売延期をこれで乗り越えれた気がしますw(結局また延期で3月21日とか?w)

マルスのキス05マルスのキス06

「大丈夫なの、、私たちは絶対、、ずうっと、、」

本当の「恋」を教えてくれた恋人への思いを秘めずっと一緒に、、またひとつ「百合」という感情のカタチがここに。

ただ「百合」って言葉だけで分類できなくなるほど多種多様な「百合のカタチ」が存在するようになってきたんで、そろそろ百合のジャンル分けっていうのもあったほうがわかりやすいかも?だれか定義つけませんか?w

>>関連
■好きだから、秘め続けなければならない恋 - マルスのキス(記事元:真・業魔殿書庫様)

■百合系で萌えてしまうんだが・・・
■百合系で萌えてしまうんだが・・・完結(記事元:ハム速 2ろぐ様)
これがめちゃくちゃタイムリーというか、、マルスのキスに近い百合のカタチでもにゅもにゅしまくりでしたw(;´Д`)モニュモニュ


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