
2008-03-30 Sun 18:16
![]() 壊れそうな心、あふれそうな想い。 限りなく清冽で愛おしい、少女たちの恋。 表紙は京子ちゃんとあーちゃん! 志村貴子先生の描くガールズラブストーリーの決定版!! 発売から1週間以上経ってしまいましたがレビューしてみました~^^
いよいよふみちゃんがあーちゃんにターゲットロックオンしたって感じでしたね(えー
杉本先輩と別れ、井汲さん(京子)の別荘に遊びに行こうとあーちゃんに誘われたふみちゃん。 ![]() 女の子6人で楽しくキャンプやら散策を楽しむ中、もう終始ふみちゃんはあーちゃんと一緒。 手もしっかり恋人つなぎで握って、ふみちゃんは内心かなりドキドキだったのかも。あーちゃんはまだそんなふみちゃんの気持ちには気づいてないみたい。 ![]() お泊りでは恒例の怪談で盛り上がったあと、夜中に怖くておしっこにいけないあーちゃんはふみちゃんについてきてもらったり。子どものころは逆の立場だったのに。 そして二人で山の中でみる格別の星空を見て、仲良く風邪を引くのであったw ![]() 結局、遊びに来たのに二人は風邪で寝てばっかり^^; 周りの人たちが好きな人がいたりするのに自分だけ考えたこともなかったあーちゃん。 あーちゃん「あたしもこの先、だれか好きになって、ふみちゃんみたく泣いたりするのかなぁ、、。」 となりー!!あなたのとなりにあなたが好きな人がいますよー!!/(^O^)\ ![]() 別荘から帰ってきてからは杉本先輩のお姉さん和佐さんと想い人だった各務先生の結婚式。 この杉本4姉妹のうち実に3人!(四女・恭巳、三女・公理、次女・和佐)に好かれていた各務先生。冴えない男(失礼)を好きなるのが家系なのか?w 杉本先輩(恭巳)の男っぽさってのは、見た目が女っぽく中身が男っぽい和佐姉さんへせめて外見だけでも近づこうっていうなけなしの反抗だったんですね。 それが、自分を慕ってまねをする井汲さんと同じだからやっぱり同属嫌悪で付き合わないのかな? 大人びて、達観しているような杉本先輩でもやっぱりまだ17(18?)の女の子。こどもっぽさはありますね^^ ![]() そんなこんなで結婚式は終わり、ふみちゃんとあーちゃんは江ノ島で合流して遊びにいくことに。ってそこに杉本先輩がついてきて!? ふみちゃん「ダメです。私が先輩と一緒に歩きたくないんです。あーちゃんを困らせないでください。」 ここまではっきりとした拒絶を見せたのははじめてかも。それほどまでにあーちゃんが今は特別な存在になったのかもしれませんね。 でも、結局行動は一緒にしますが、、。 ![]() まだちょっかいを出すか!この杉本先輩わっ!w ふみちゃん「好きな人がいるならその人だけに集中してください。」 杉本先輩「好きな人に相手にされない場合は?」 ふみちゃん「いさぎよく諦めてください。私はちゃんと諦めました。諦めます、、。」 杉本先輩、ある意味悲惨だな^^;各務先生は姉ちゃんにとられるし、よりをもどそうとしてふみちゃんに斬られるし、でも井汲さんは選ばないのねw で、結局、杉本先輩はイギリスに留学してしまうのだった。行動に出やすいところもやっぱり子どもっぽいですねw ![]() あーちゃんのクラスメイトが大勢泊まりに来た。そのうちの一人、モギーちゃんがあーちゃん兄に告白した夜。自分には好きな人すらいないというあーちゃん。初恋もおぼろげで、強いてあげた一緒にクラス委員をした男の子に思わず反応してしまったのか ふみちゃん「私の初恋はあーちゃんなの、、。」 トリプルアクセルで悶絶!!( ゚∀゚)o彡゚ ついに言ってしまった! ふみちゃん「で?っていう、、」 自分で変な主張をしてしまったと思い、これは嫉妬だとしるふみちゃん。 ![]() あーちゃんはそんなふみちゃんの想いを受け止め あーちゃん「なんかテレちゃう^^」 あー!!もう!付き合え!今すぐ付き合え!!w ![]() プレゼント交換会のものを井汲さんの兄と買いにいったことを知ってやはり嫉妬してしまうふみちゃん。 ふみちゃん「こんなことぐらいで、、康さんとあーちゃんがつきあってるとは思わないけど、付き合っててもかまわないんだけど、もしそうなら私にそういうふうに言ってくれると思うし、だから別にそういうことじゃなくて、、、私は嫉妬するとこめかみが痛くなる、、。」 静かに揺れ動くあーちゃんの感情と、これまで以上に溢れそうなふみちゃんの感情の対比がこのもどかしさを生み出しているのか、、なんともwktkが止まらない展開になってきましたね( ゚∀゚)o彡゚ ふみちゃんが可愛すぎる(;´Д`)ハァハァ ふみちゃんは女の子を好きになるのがもはや普通のようで、それをカミングアウトしているうえ、なおかつ自分が好きなのは(とりあえずここでは初恋の相手としてだけど)あーちゃんであると主張してしまったことによって、普通ならギクシャクしそうなものなんですが、あーちゃんはそれを受け入れて接しているようです。 何気にあーちゃんとふみちゃんの寝室トークが毎回お話が動くきっかけになっているような、、w うーむ、この漫画は基本的に想い人が一方通行であることが多いんですが、全然ドロドロした展開にならないんですよね。これだけ狭い人物関係のなかで想いが錯綜したらそうなりそうなんですが、やはり帯にあるとおりに「限りなく清冽」という少女の恋心の純粋さがあればこそなんでしょう。 舞台となっている鎌倉の雰囲気もいいですね。ゆったりとした時間、ゆったりと映り行く感情の変化がこの舞台に良くあっている感じ。 そして他の百合漫画と一線を画すところはやはり登場人物たち全員に普通の男女の恋愛感情があり、そんな中で秘める少女同士の恋がより美しく儚いものとして見せられている点だと思います。 井汲さん、杉本先輩の退場でいよいよあーちゃんとふみちゃんの関係に絞られてきた感のある「青い花」、今後とも目が離せませんね^^ と思ったら、巻末の予告に見慣れない人物が?!「新たな出会い」とは!? 気になりすぎて「エロティクスf」買いたくなりましたw 百合漫画で一番入りやすく、オススメできる作品だと思いますヽ(´ー`)ノ >>関連 ◇「青い花」1巻レビュー ◇「青い花」2巻レビュー ◇動き始めた透明感溢れるふみちゃんとあーちゃんの感情 - 青い花(3)(記事元:真・業魔殿書庫様) ![]() ランキングに参加してます~。ふみちゃんが幸せになりますように!ってオモタ方はモルスァとクリックをお願いします~^^ FC2 Blog Ranking ![]() にほんブログ村 アニメブログ
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2008-04-09 Wed 01:38 砂時計
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